トレンドチェックの前にスタイリングバランスの見直しを!
![]() |
スタイリングの見直しでバランス美人に! |
ただ体型の崩れ以上に、スタイリングのバランスが崩れてしまっていることで体型が悪く見えてしまっている人も驚くほどたくさんいます。バランスが崩れてしまっていては、どんなにトレンドアイテムを取り入れても洗練された印象に見せることはできません。
そこで今回は、体型の気になる部分をうまくカバーするスタイリングテクニックをお伝えします! 無理なダイエットに挑戦する前に、まずは自分のスタイリングのバランスをもう一度見直してみてくださいね。
自分に合ったサイズを選ぼう
体型カバーで一番大切なのは、「自分に合ったサイズを選ぶ」というこの一言に尽きます。たとえば、おなか周りが気になるからといって、わざと大きめのトップスをダボっと着てしまうと、かえっておなかが目立って逆効果。だからといってキツめのもので締め付けるようにしても、洋服に変なシワができて目立ってしまうことに……。体型を隠そうとしたり無理に補正しようとしたりせずに、まずは自分の体にきちんと合った、ジャストサイズのものを着るようにしましょう。これは、おなか周りが気になる方だけでなく、すべての体型の方に言えることです。
気になる部分から目線をそらして!
![]() |
スカーフで上の方に視線を 集めて体型カバー! |
気になる部位から目を逸らすスタイリングのポイント例を下に挙げておきました。「着て、見て」を繰り返していくうちに、自分のベストバランスも分かってくるでしょう。
■おなか
襟元や胸などおなかより上の部分にデザインのポイントがあるような服を選ぶ
■ふくらはぎ
一番太い部分で終わる丈のスカートは履かず、それより上か下の丈のものを選ぶ
■背の低い人
帽子をかぶったり、ネクタイを目立つものにしたり、スカーフを巻いたりして、視線を上の方に集めて高さを感じさせる
次のページでは、目の錯覚を利用した体型カバーテクニックをお教えします!
目の錯覚を利用した体型カバーテクニック
![]() |
この2つの四角、横幅が違って見えませんか? |
右の2つの図を見てください。左側の四角の方が右側より細く見えませんか? でも実はこの2つの四角の横幅はまったく同じ。左側は、縦のラインが強調されていることに加え、両サイドが黒で引き締められていることから、実際よりも横幅が細く見えるのです。一方、右側の四角は真ん中で横に分断されているため、横幅が大きく見えます。
この錯覚を応用して縦のラインを強調したスタイリングや、横方向に分断しないようなカラーコーディネートをすれば、実際より体を細く見せることができます。
![]() |
これが細く見せるスタイリングの良い例です |
背を高く見せることで、結果的にスマートに見える
![]() |
3本の線の長さ、どれも同じなんです |
![]() |
ロングドレスもシルエットにこだわればすらっと見える! |
このシルエットを意識すれば、背が高くすらっとしたバランス美人に見せることができます。このテクニックを参考に、ぜひいろいろなアイテムで試してみてください。
人間の目は以外と単純に出来ているので、着こなし次第でいくらでも見せたい自分・なりたい自分を演出できてしまいます。
だから、体型を気にしておしゃれに踏み出せないなんてもったいない! 早速これらのテクニックを活用して、明日から胸をはっておしゃれを楽しみましょう!
【関連記事】
・脚長っ、腰細っ!に化ける、バギージーンズ
・上半身ピタッ!着痩せジャケットの秘密
・体型で診断!似合うファッションスタイル