里帰り出産は本当にベスト?マイタウン出産も増加中

産前産後こそ里帰りせずに夫婦で乗切る人も

産前産後こそ里帰りせずに夫婦で乗切る人も

産科医不足、産科病棟の閉鎖などによる「産み場所不足」が問題になって久しいですね。「産院不足で里帰り出産もできない」と、いう心配の声も、後を絶ちません。確かに「産み場所不足」は、国を上げて改善すべき問題ではありますが、「里帰り出産」ができることがすべての夫婦においてベストな選択なのでしょうか。近年では、里帰りをせずに産後を乗り切っている夫婦も増えてきているようです。「マイタウン出産」と愛称でよばれるようになってきました。

実母がすでに他界されていたある妊婦さんは、お姑さんから「あなたはお母さんが亡くなっているから産後が大変よね」と言われたそうです。夫婦を上手にサポートしてくれるのであれば、そのお姑さんでもかまわないわけですよね。「産後は実家で、実母に世話をしてもらうのがスタンダード」という考えを持っている方はまだ少なくないようです。

産後のサポートは実家でなくても構わない

里帰りしたほうが良いという考えには、産後の母体がゆっくり休める、慣れない新生児のお世話をしてもらえる、といった理由があるようです。確かに、出産直後から2~3時間おきにおっぱいを欲しがる赤ちゃんの要求に応え、オムツを替えて、泣いたらあやして、しばらくは夜も昼もない状態が続きます。

ただし、その大変さも人によって受け止め方はさまざま。「とても大変だわ」と疲労感でいっぱいになる方もいれば、「赤ちゃんは寝てばっかりだから物足りない」と思う方も。いずれにしろ、何らかの形でサポートは必要ですが、それが必ずしも実家でなくてもかまわないでしょう。むしろ、最近では里帰り出産のリスクを指摘する声も出ています。

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