出産準備/共働きの育児・子育て

共働きだからこそ、「子連れプチ留学」

経済的にも社会的にも活発なワーキングママは、日頃預けている子や働く親を応援してくれる子と一緒に冒険気分を分かち合える「親子プチ留学」はいかがですか?

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

共働きだからこそ、「子連れプチ留学」

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あなたもお子さんと一緒にプチ留学はいかがですか?
海外留学は、なにも子どもやシングルの方だけのものではありません。国内の大学でも社会人入学が増えている昨今、プチ留学をする親子が増えています。子ども時代に親子で海外で学ぶことは、親にも子にも豊かな思い出と広い視野を広げるビッグな経験になります。経済的にも社会的にも活発なワーキングママは、日頃預けている子や働く親を応援してくれる子と一緒に冒険気分を分かち合える「親子プチ留学」はいかがですか?

子どもにお金をかけるなら「体験」に

今や格差社会の波で早期教育もエスカレート中。就学前からの学習塾をはじめ、音楽教室や英会話は当たり前。美術、ダンス、水泳など、様々なお稽古や教育を受けさせることが可能です。しかし、単に場を与えているだけでは、子どもは才能を伸ばすとは限りません。自分がやりたかったという理由でバレエやバイオリンなど、「習い事」という高額商品を与えていませんか?

そこで、子どもの未来に投資するなら、いっそ、「今、本物を見せる体験」はいかがでしょうか?子連れの海外短期留学なら、ダンスを学ぶ子にはブロードウエイを見せたり、英会話を学ぶ子どもに、期間限定で現地の幼稚園や小学校に通わせる。日常のお稽古にガゼンやる気満々になるはずです!バレエダンサーの首藤康之さんは、11歳から単身ニューヨークに通って世界のトップバレエ団のステージを見ていたそうです。「かわいい子には旅をさせろ」の育児哲学が花開いた好例ですね。

大人も子どもも出会いが満載

実際に親子プチ留学した方は「親子とも友達がたくさんできて、毎夕、友人親子宅でディナー。現地の文化に触れることができてよかった」と言います。短期だからこそ語学を座学で学ぶより、生活用語を使いながら心身に刻む体験がベター。将来の家族ぐるみの友人関係も楽しみですよね!親子でホームステイしながら、子どもはプレスクールかデイナーサリー、大人は語学学校に通うというのはよくあるパターンですが、大人の留学紹介先に子連れ可能な条件を作らせた人もいます。

大手旅行会社では、最短で8日間から1ヶ月間の親子留学のコースを用意しています。人気国はカナダ・バンクーバー、ハワイ、オーストラリア、ニュージーランドなど。親子留学希望者の殆どは30歳~40歳代の母と中学生以下の子ども。圧倒的に女性が多いそうですが、共働き家庭ならパパと子どももいいのでは?と思います。

留学じゃなくても「旅と学び」を

今や、国内旅行をするより、海外へ行く方が安い場合も少なくありません。旅行会社が出している格安チケット、例えば今ならソウル往復18,000円~、シドニー往復39,800円~ホノルル往復44,400円~ロンドン往復58,000円~!(H.I.S 2006年9/22現在)

留学とまではいかなくても、現地の日本人が常駐している旅行会社に、見学できる学校を尋ねてみると、一日体験入学への扉が開くことも。「叩けよさらば開かれん」の精神で、前例がなくてもトライしてみる体験もいい思い出になります!

お金で買えないプレゼント

私自身、海外出張の時は必ず子ども一人同伴しています。2005年4月には当時3歳と7歳を連れて1週間シドニーに。偶然カフェで現地人の夫と暮らす日本人女性と友達になり、子ども同士が仲良しに!今年2月にも高校1年の娘と再びシドニーに行ったときは、そのシドニーの友人のご縁で、二日間だけ現地の高校に体験入学させることができました。ふと立ち寄ったカフェで出会い家族ぐるみの仲に。こんなお金で買えないサプライズを“旅”の醍醐味として伝えられてラッキーでした。

旅は学び。共働き家庭の親子こそ、あえて時間をかけて、海外で学びを深めてみましょう!おじいちゃんおばあちゃんも一緒に!というなら、祖父母と三代で旅して学べるプログラムが好評な「グローバルキャンパス」が人気。子どもの家族観と世界観を豊かに育む旅を楽しみましょう!



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