「子宮筋腫」は、子宮の筋肉にできる腫瘍の1種です。99%は良性で大きくなっている場合が多いものの、転移する危険性はありません。命に影響を与えることもほとんどありません。数人に1人が持っている比較的多い疾患です。ただし分娩方法は、筋腫の場所や大きさによってケースが異なります。経膣分娩が可能な場合もありますが、分娩の際に赤ちゃんの通り道になる子宮下部に筋腫ができていると、赤ちゃんが産道をスムーズに通過するのを邪魔するおそれも。赤ちゃんの動きを妨げるため、逆子や横位なども起こりやすく、結果、帝王切開での出産となる場合があります。子宮筋腫の人が分娩をする際に帝王切開になる頻度は30%程度といわれています。
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