「こむら返り」とは、ふくらはぎの筋肉が急に収縮することで生じる痛みのことで、一般には「足がつった」状態を指します。じつは妊娠後期(28週以降)の妊婦には、このこむら返りを経験する人が少なからず出てきます。成長した胎児が骨盤を内側から押し広げるため骨盤のゆるみが生じやすいのです。特に朝方や寝ているときに何気なく伸びをしたときにおきることが多いのも、骨盤がゆるみやすい時間帯だからです。また足が疲れていたり、カルシウムが不足しているとなりやすいので、マッサージやカルシウムを含んだ食材を多く食べるように心がけましょう。骨盤を調整するために、腹帯をつけることも効果があるといわれています。
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