「黄色ブドウ球菌」とは、食中毒の原因となる菌のひとつ。通常は人の皮膚にもいる無害な菌ですが、菌が増殖するとエンテロトキシンという耐熱性の毒素を出し、中毒症状を引き起こします。乳製品や魚肉の練り製品、お弁当の加工品で発生することが多い食中毒です。症状は、唾液の分泌が増加し、その後激しい吐き気、嘔吐、腹痛などが現れます。潜伏時間は1~5時間と短く、症状も24時間程度で収まることがほとんど。軽いときには、脱水症状を起こさないよう水分を補給し、安静にします。また予防としては、食品を扱うときには手をよく洗い、手指を怪我しているようなときは、食品を扱わないようにします。
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