「白色便性下痢症」とは、別名乳児嘔吐下痢症ともいい、ロタウイルスが引き起こすウイルス性胃腸炎の症状です。冬から春にかけて流行し、便が白っぽくなるためこの名前がつきました。突然の発熱と嘔吐ではじまり、下痢は水様性で酸っぱい臭いがします。この症状の怖さは、水っぽい下痢のため、なんども下痢をすると脱水症状に陥りやすいことです。症状が出ているようなら、即病院を受診し、脱水を防ぎ、小腸の粘膜の回復を待ちます。治り始めると便が黄色く色がつきはじめます。
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