「発育曲線」とは、母子手帳もしくは親子手帳に記されている、乳幼児や幼児の成長過程を帯状のグラフにしたもののこと。現在親子手帳に収められているのは平成12年に厚生労働省が調査した、0歳から6歳までのデータグラフです。帯状内に94%子供の値が入る数値が記されています。病院や保健所などで子供が身体測定を行ったあと、この発育曲線に印をつけていくと、わが子の成長グラフができあがります。また、乳幼児の発育には個人差が大きいので、この帯状グラフ内に数値が入らないからといって必ずしも異常ということではありません。あくまで目安として活用して、気になるようならば小児科の先生などに相談してみましょう。
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