自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があります。日中活発に活動したり仕事をしているときには、交感神経が優位に働いているのに対して、夜中に寝ているとき、のんびりリラックスしているときには副交感神経が優位に働いています。お産のときにソフロロジーなどの呼吸法や、ツボ刺激をするようにすすめられるのは、この副交感神経を優位にするため。緊張によって交感神経が優位になっていると、筋肉が収縮して赤ちゃんがなかなか出て来れなかったり、痛みを強く感じてしまうことがあるからです。一方、リラックスした状態でお産に望んでいると、子宮や子宮口などの弛緩がうまくいき、痛みも少なく出産できます。
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