陣痛が強まって子宮口が7cmくらいまで開いてくると、身体に自然と力が入ってきます。この状況を「いきみ」といいます。原理は排便をもよおしたときと同じような感じと考えるといいでしょう。ですが、子宮口が全開大にならないうちに無理にいきんでしまうとうっ血したり、またはお腹の赤ちゃんが苦しくなる場合が。いきみを感じたら、まずは助産師さんなどに伝えていきみを上手に逃がす工夫が必要です。しかし、子宮口が全開大になって自然にいきみが生じたら、しっかりいきんで赤ちゃんを出していきます。一般にはこのいきみを逃がすのがお産のときの大変さともいわれ、呼吸に集中したり、周囲の人にさすってもらったりして、子宮口が全開大になるぎりぎりまで待つようにします。
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