成人T細胞白血病とは、ヒト細胞白血病ウイルスI型の感染により起こる病気で、潜伏期間が極めて長く、発症者は40歳過ぎ、60~70歳での発症がもっとも多い病気です。症状はリンパ節の腫れ、肝臓・脾臓の腫れ、不整脈などです。母乳を通して母子感染するため、「成人T細胞白血病検査」は初期の定期検査で検査項目に含まれていることが多いようです。一般的な治療方法は、抗がん剤を用いた化学療法です。妊婦に陽性が出た場合は、母子感染を防ぐため、母乳ではなく粉ミルクで育てることになります。
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