妊娠・出産用語集/妊婦健診

トキソプラズマ抗体

主に猫の糞尿を通じて感染する人畜共通感染症=ズーノシスの1つがトキソプラズマ感染症です。妊娠中にトキソプラズマに感染すると、胎児に先天的な障害を及ぼすことがあります。

執筆者:All About 編集部

主に猫の糞尿を通じて感染する人畜共通感染症=ズーノシスの1つがトキソプラズマ感染症です。妊娠中にトキソプラズマに感染すると、胎児に先天的な障害を及ぼすことがあります。そのため、妊娠初期の妊婦健康診査の検査で「トキソプラズマ抗体」が陰性か陽性か判定する検査を行います。トキソプラズマは寄生虫の一種で、猫からの感染を防ぐにはとにかく手を清潔にすることが大切です。また生肉を調理したまな板や包丁から2次汚染した野菜が原因になることが多くなっています。陽性と診断された場合でも、胎児への感染が問題になるのは、母親が妊娠中に初めて感染した場合のみ。猫を飼っているからといっていたずらに心配する必要はありません。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。

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