妊娠・出産用語集/妊娠中のカラダ

羊水

ママのお腹の中で赤ちゃんをとりまく水のことを「羊水」といいます。常に38度前後の温度に保たれていて、さまざまな衝撃から赤ちゃんを保護する役目があります。

執筆者:All About 編集部

ママのお腹の中で赤ちゃんをとりまく水のことを「羊水」といいます。常に38度前後の温度に保たれていて、さまざまな衝撃から赤ちゃんを保護する役目があります。羊水を溜めている「羊水腔」は妊娠3週ごろまでに完成し、赤ちゃんは羊水を飲み込んだり、その場に尿として排出したりしています。羊水の量は妊娠8週頃から毎週10mlずつ増加し、妊娠33週頃には最大の800mlまで増加します。この頃には、胎児は羊水の中でくるくる回ったり、動き回っている様子をママも感じられるはずです。羊水にまつわるトラブルとしては、羊水が少ない、もしくは羊水の量が多い「羊水過多」があげられます。羊水が少ない場合、お腹の赤ちゃんの居場所が狭いということで、胎児と胎盤をつなぐ臍帯が圧迫されやすいという問題があります。羊水の量が多い場合については、まれに胎児に何らかの奇形が存在することも考えられます。
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