子宮の中で赤ちゃんが育つために必要となる臓器が「胎盤」です。だいたい妊娠15週くらいで完成し、ここから安定期に入って、つわりも徐々に治まってきます。お腹の赤ちゃんは羊水の中で胎盤からへその緒を通して、栄養摂取や呼吸を行います。胎盤は、肺、腎臓、肝臓、内分泌器官など、まだ臓器が完成していない胎児のために重要な役割を果たしてくれます。またお産のときには、後産でこの胎盤も子宮から出てきます。胎盤が出ると、『出産が終わって赤ちゃんが無事生まれた』というシグナルが脳に送られ、今度は母乳を作るホルモンが出てくるようになるのです。
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