「子宮」は、妊娠時に体内で胎児を育てるときの入れ物となる器官で、膣の奥にあります。人の子宮は厚い筋肉の壁でできた袋状の構造をしていて、妊娠していないときの大きさは上下に6~8cm程度、幅が4~5cm程度あります。卵が卵巣で作られ、卵管を通って運ばれるうちに、精子と受精すると、受精卵は子宮の内側の壁に付着します。これを「着床」と呼びます。出産までのあいだ、受精卵はここで成長し、子宮は胎児全体を包み込むように大きく広がっていきます。妊娠すると子宮の中に胎盤が作られ、子宮と胎児との間を区切って、栄養のやりとりをするようになります。
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