口から服用する避妊クスリを「経口避妊薬」といい、一般的には「ピル」と呼ばれています。日本では経口避妊薬の処方が厳しかったため、一般的な避妊方法ではありませんでしたが、99年に低容量ピルが解禁されてから少しずつ広まってきました。成分は女性ホルモンと黄体ホルモン。経口避妊薬によって体内のホルモンを強めることで、脳に妊娠中だと錯覚させ、排卵作用を抑制させます。避妊方法の中でも最も成功率が高いといわれ、その失敗率はわずか1%。服用方法は月経周期の5日目から服用を開始し、1日1錠21錠セットを飲み続けます。ときおり悪心、嘔吐、頭痛などの副作用を起こすこともあるので、服用には注意が必要です。
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