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読み聞かせは子どもの一生の宝物

本は、豊かな感性と思いやりの心を育んでくれる他、豊富な知識と、問題に直面したときに判断する力を与えてくれます。本の大好きな子どもに育てるためには、どうすればいいのでしょうか。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

本の大好きな子どもに育てよう!

絵本を読む子ども

いい本との出会いは一生の宝物!

一人の人間には一度の人生しかありませんが、本を通してさまざまな人生や新しい世界を疑似体験することができます。お姫様にだってなれるし、野球選手にも、宇宙飛行士にも、どろぼうにも、ねこにもなれます。また、遠い外国にも行けるし、宇宙にだって、過去にも未来にも行けます。

この様に、間接体験することで、今までと違った新しい考え方が生まれます。人生に対する夢や希望が膨らみます。また、たくさんの本に出会うことにより、感性が豊かになり、知識も増え、そのことにより、自信を深め、問題に直面したときに判断する力も養われます。だから、いい本との出会いは、子どもの一生の宝物となるのです。


本の好きな子どもに育てるには?

一方で、本離れが増えているのも事実です。どうすれば、本の大好きな子どもに育つのでしょうか。

それは、幼児期の絵本との接し方によると、言われています。絵本との最初の出会いは、おとうさんやおかあさんに読んでもらう絵本でしょう。読み聞かせをたくさんしてもらった子どもは、本の世界の楽しさを知り、本が大好きになります。子どもは、おとうさん、おかあさんの読む声と言葉でお話しの世界へ入っていきます。

子どもにとって父親、母親が本を読んでくれるひと時は、心が安らぎ、親の愛情が確認できる幸せな時間です。下手だからと敬遠せずに、どんどん読み聞かせをしましょう。子供の気持ちに戻って、楽しみながら読むことで、その気持ちは子どもに伝わり、より楽しい時間を共有することができます。

だからと言って、手当たり次第に絵本を読み聞かせればよいというのでありません。やり方によっては、逆に本嫌いにしてしまう危険性があります。

では、どんなことに気をつければよいのでしょうか。上手な絵本の読み聞かせのための、とっておきのポイントをご紹介しましょう。

>> 絵本の読み聞かせのポイント

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