ドル円が1ドル90円を割り込み円高ドル安傾向が続いています。株式市場も円高による企業業績の悪化や世界的な株安が原因で日経平均株価も下落しています。
円高は自動車や電機など外需企業の業績悪化を招く一方で、海外から原材料を輸入している内需企業にとってはメリットだと言われています。そこで今回はドルと日経平均株価の過去データを検証することで投資戦略を考えてみたいと思います。

円高加速時に日経平均連動型ETFを売買

日経平均株価指数は指数ですので先物では売買できますが現物では売買できません。そこで日経平均連動型ETF(銘柄コード1321)1銘柄のみで売買を行う形で検証しました。

「円高が加速したとき」を「ドルが過去100日間の最安値(=円高)を更新」と定義付け、その場合に1321日経平均連動型ETFを買った場合と、空売りを行った場合について検証を行いました。

検証の条件は以下の通りです。

【検証条件】
バックテスト期間: 2006/01/01~2010/06/30
バックテスト対象の銘柄:日経平均連動型ETF(1321)
手数料(往復): 420円
初期資産: 3,000,000円

買いのルール
・ドルが過去100日間の最安値(=円高)を更新した場合翌日に「成行」注文で買い

売りのルール
・含み益が10%以上、もしくは含み損が10%以上

まずは円高が加速した場合に「買い」の場合の検証結果です。