新会社法の「セールスポイント」のひとつに最低資本金制度が撤廃され、いわゆる1円会社というものでも創設できるようになりました。
また、従来、個人事業ではじめたものでも軌道に乗り、ある程度規模が大きくなるとさまざまなかたちで「そろそろ法人形態にしてみてはいかがですか?」と持ちかけられることもあるでしょう。
では、そもそも、「法人形態にするメリット」とは何だったのでしょうか。

それは
・ 信用力の増大
・ 取引規模の拡大をにらんで
という場合も多いのでしょうが、最大のメリットは
◇ 役員報酬&給与所得控除の活用による節税メリット
ではないでしょうか。

役員報酬&給与所得控除の活用による節税メリットとは?


たとえば、売上が4000万円、奥様の専従者給与を除いた必要経費が3000万円くらいの青色申告している個人事業主がいたとします。
このような個人事業主が法人を設立し、ご自身が法人の役員に就任し、社長の役員報酬1000万円とすれば、結果として法人の利益は0となります。

利益部分が役員報酬で消滅??