前回、大化け銘柄発掘への道として取り上げたのがIPO(新規公開)銘柄。でも、IPO銘柄の抽選倍率はかなりの高さ。上場前に手に入れるにはよほどの運と戦略が必要なのが現実です。

そこで、大化け銘柄発掘への道【vol.2】では、一般投資家でも売買できる未公開株、グリーンシート銘柄をご紹介。将来、大化けしそうなベンチャー企業を青田買いしたい人は要チェックです!

グリーンシート市場ってなに?

投資家にとって、将来有望な企業を青田買いできるのは大きなメリット。企業にとっても貴重な資金調達の場だ。
グリーンシートとは、証券取引所へ上場していない企業の株を売買することを目的に、1997年7月に日本証券業協会が創設した市場です。

通常、私たちが「上場前の企業へ投資したい」と思っても、よほどの縁故関係がない限り、株をゲットすることができません。そんな人に救いの手を差し伸べているのが、グリーンシート市場。ここで扱われている企業なら、一般の投資家でも上場前に投資することができるのです。

売買は相対取引が基本

グリーンシート銘柄をゲットするには、公募増資の際に申し込むか、証券会社の窓口での相対取引を行うことになります。

とはいっても、すべての証券会社で取り扱っているわけではありません。銘柄ごとに取り扱い先の証券会社が決まっているのです。したがって、投資したい銘柄があるなら、その証券会社に口座を開かなくてはなりません。

また、注文を出したとしても、すぐに売買が成立するとは限りません。いくら喉から手が出るぐらい欲しい!と思っても、待てど暮らせど売り手が現れない可能性も。なかには半年間、売買が成立しなかった銘柄もあったほどです。通常、証券会社では1週間程度、注文を続けて出すように取り計らってくれますので、気長に待ちましょう。

4つの区分に分けられている

グリーンシート銘柄は、「エマージング」「オーディナリー」「フェニックス」「投信・SPC」 の4つの区分に分けられて扱われており、それぞれに特徴があります。

現在、グリーンシート銘柄として指定されているのは83銘柄(2005年4月23日現在)。そのうち、72銘柄がエマージングに区分されています。

<グリーンシート銘柄の区分>
エマージング
証券会社による審査を行った結果、成長性を有する等によりグリーンシート銘柄として適当であると判断されたもの

オーディナリー
証券会社による審査を行った結果、グリーンシート銘柄として適当であると判断されたもの

フェニックス
廃止または登録取り消しとなった銘柄のうち、証券会社において流通性を確保する必要があると判断されたもの

投信・SPC
優先出資証券及び投資証券のうち、証券会社において審査を行った結果、グリーンシート銘柄として適当であると判断されたもの

→次ページでは、グリーンシート銘柄のメリット・デメリットを見てみましょう!