最近は、雑誌やネットなどでもシングル向けのライフプラン・マネープランのアドバイスをよく見かけるようになりました。平成12年の国勢調査によると、35歳~54歳の未婚者数は、男性で296万人、女性で144万人いるそうです。これは5年前の調査より男性43万人、女性25万人も増えています。

今後も増えると予想される単身者を対象に、生命保険文化センターが生活設計について調査しました(生活設計と金融・保険に関する調査Vol.5)。
さて、気になるその結果は?


●年収と貯蓄の平均は?

今回調査の対象となったのは、首都圏在住の35~54歳の男女(離死別含む)1,670人。その平均の年収は415.8万円、貯蓄は867.3万円、負債は369.7万円となっています。

<平均貯蓄額>


●シングルライフのメリットは?
シングルでいることのメリットは大きく分けて「自己実現型」「自由きまま型」「経済メリット型」の3パターンがありました(複数回答)。

「自己実現型」・・・37.4%
家庭以外に視野が広がる、広い友人関係を保ちやすい、仕事を続けられる、異性との交流が自由など、シングルでいることによって築くことができる社会関係や人間関係にメリットを感じているタイプ。このうち7割は女性でした。
「生きがいとなるような趣味やライフワークをもっている(66.3%)」、「気軽に一緒に遊べる友人が多い(63%)」など、趣味や交友関係、仕事など生活スタイルが充実していうる様子が伺えます。

「自由きまま型」・・・62.8%
時間が拘束されない、行動や生き方が自由など、「自由」なところにメリットを感じているタイプで、半数以上の人がメリットとしてあげています。とくに「行動が自由」は全体の75.1%となっています。

「経済的メリット型」・・・39.9%
家族扶養の責任がなく気楽、経済的に裕福、住環境の選択幅が大きいなど、経済的なメリットを感じているタイプ。男性の多くはこの経済的メリットを理由にあげています。

●結婚するつもりのない人は女性に多い?!
自由なシングルライフを満喫している人も結婚にはあこがれるのでは?
でも、「結婚するつもりはない」と回答した人が男性は25.3%と低かったのに対し、女性は49.4%と半数近くが否定派でした。
結婚すると自由を奪われるというのは、女性のほうが強く感じているのかもしれません。

次回はシングルライフのデメリットや不安についてです。

<関連サイト>
生命保険文化センター
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