竹中直次郎先生の第2回特別授業が始まりました。

世間の空気は、田中真紀子外相更迭から小泉首相の支持率急低下、生保・金融機関破綻懸念、株式市場の大幅下落など、とても暗いのですが、生徒たちはそんな空気を察しているのかいないのか定かではありません。

竹中先生
「皆さん、前回の授業で景気の気の話をしました。人々の気持ちは現在どんな状態だと思いますか。最近の出来事や事件などから想像してみてください。」

清水君
「「景気」はどんどん悪くなっているってうちの親父が言ってましたけど、ほんとうなんですか。」

竹中先生
「そうですね、いろいろな経済指標をみると、日本の景気はお世辞にもいいとはいえませんね。」

清水君
「なんで、景気が悪くなっているのですか。」

竹中先生
「さまざまな要因が考えられますが、前回の授業で話し合ったように人々の気持ちがなんとなく元気がない、だからほしいものでも積極的に買わなかったり、旅行を取りやめたりということも景気が悪くなる大きな要因と考えられるということでしたね。」

「そこで、人々の気持ちを前向きにするためにはどうすればいいか話し合ってみましょう。」


高階さん
「あの~、姉はとてもブランド品が好きで、前からバッグや時計をいくつも買っているのですが、最近、銀座に姉がいつもチェックしているブランドメーカーがいくつもお店を出して、姉は毎週、銀座通いをしていて2回に1回はなにか買っているようで、いつもお店はすごく込んでいるらしいのですけど、高いものでも売れているのじゃないでしょうか。」

清水君
「そりゃ、高階の家は金持ちだからだよ。」

高階さん
「そんなことありません。うちに来ている庭師の息子さんがこの間すごくカッコいいマウンテンバイクに乗っていたけど、あれすごく高いのよ。」

竹中先生
「確かに、日本は相対的に豊かですね。どのぐらい豊かかというと、世界中の個人が持っているお金の20%ぐらいを全世界の人口の2%に満たない日本人がもっているのです。持っているけど、買いたいもの、ほしいものがあまりないということかもしれません。」