支払能力を審査するために利用される、個人信用情報。他の目的で利用されているのでは?という不安を持つ人も少なくありません。今回は、みなさんからのそんな質問にお答えします。

 延滞した事のある男性「就職の時、個人信用情報が調べられるという話は本当ですか?」
 DMに困っている女性「勧誘の電話やダイレクトメールが多くて迷惑。個人信用情報が漏れているのでは?」

 プライバシー保護への関心が高まる中、誰かに自分の個人信用情報(*1)が利用されているのでは?という不安を持つ人も多いようです。今回は、読者からの質問を持って、個人信用情報機関(株)シー・アイ・シー(CIC)を訪ねてみました。
*1 個人信用情報については、コチラをご覧下さい。

 

1 個人信用情報、誰かに見られてるの?
2 どうやって守られてる?
3 不安な時は?



1 個人信用情報、誰かに見られてるの?
 利用できるのは誰?
 登録されている個人信用情報を見ることが出来るのは、CICの加盟会員(クレジット会社、量販店、百貨店など)のみです。それ以外の会社が、登録されている個人信用情報を見ることは出来ません。

 どんな情報が見られるの?
 住所、氏名、生年月日などの情報と、クレジットに関するどんな契約をしたか、支払い状況。破産宣告などの公的資料。本人申告(*2)のコメント等です。

 他の、銀行系や消費者金融系の個人信用情報機関とは、CRIN(クリン)というネットワークで延滞等のいわゆる 事故情報だけを照会 しています。

*2 「証明書を紛失したので、本人確認は免許証で」「私は衝動買いをするので与信(信用を与える=支払い能力があるとされ、カードが発行されたり、ローンが組めたり出来ること)しないで下さい等、本人からの申告でコメントが載せられる。

 DMが来るのはなぜ?
クレジットの申し込み書の規約や契約書には、こんな風に書かれています。
「当社と個人情報の提供に関する契約をした提携企業が、事業活動に利用するために、会員に広告宣伝物の送付等の営業の案内をすること」
 つまり、うちの会社や提携会社からDMや案内が行くことに同意します、という意味です。個人情報(顧客情報)をカード会社やクレジットの申し込みをしたお店が、関連会社などに提供するケースはありますが、個人信用情報機関が、個人信用情報をDM会社などに提供することはありません。

 最近は、DMを拒否出来る会社もありますので、相談してみましょう。ただし、送られてくるDMや勧誘の電話全てがカード会社等の個人情報を利用して来るものではありません。

 次のページでは私たち個人信用情報が、どんな風に守られているのか直撃します!