毎月の返済日に他からお金を借りて自転車操業していても、借金は減りません。残された道は「自己破産」「夜逃げ」「・・・」良からぬ考えも頭をよぎります。しかし、自己破産以外にも借金整理の方法はあります。それぞれの特徴を見極め、自分に合った方法で借金整理をしましょう。



任意整理とは
こんな人向き
かかる費用



任意整理とは

 裁判所を利用しないで、債権者(お金を借りたカード会社、消費者金融等)に直接交渉して、借金整理を行う事です。自分でする事も出来ますが、業者が交渉に応じてくれなかったり、取り立てが止まらない場合もありますので、弁護士に依頼する方がスムーズに行きます。

 ■効果
 出資法で定められた上限 29.2%の高金利を、金利を 利息制限法(*1)に引き直して計算し、借金を減らします。利息制限法を越える部分を元本の返済に充てたとすると、長期にわたる返済の場合は元本の返済が終わっているということもあります。

*1 利息制限法とは
民法で定められている制限金利。これを越える部分は無効とされるが、罰則はない。(「出資法」で定められた金利29.2%を越えると、刑事罰がある。)
元本年利
10万円未満20%
10万円以上100万円未満18%
100万円以上15%


 ■返済
 利息制限法に基づいた計算で借入残高を出し、将来の利息を付けずに無理なく3年、長くても5年で返済出来るような計画を立て、債権者と交渉します。承諾すれば和解成立、新たな返済計画による返済が始まります。

こんな人向き

 ■比較的少ない借金
 月々の返済額がもう少し減れば返済出来る人向き。但し、減らした借金を3年(長くて5年)以内に返せるかどうかが目安になります。

 ■返済に遅れている
 弁護士に依頼し、業者に 介入通知を出すと直接の取り立ては止まります。それでも止まらないしつこい取り立てには法的手続きをとる事が出来ます。

 ■専門家の力を借りたい
 自分で裁判所に行ったり、手続きをするのは心配。弁護士のアドバイスを聞き、安心して借金整理をしたい、という人向きです。