冷蔵庫・冷凍庫/冷蔵庫・冷凍庫の選び方

冷蔵庫の容量・機能を目安にした失敗しない選び方

"冷蔵庫には様々な種類があり、容量や機能も違ってきます。食生活を支える冷蔵庫は、生活パターンにあったものを選ぶのが吉。ご自身の生活パターンを冷静に分析し、整理してみましょう。冷蔵庫の失敗しない選び方をご紹介します。

執筆者:戸井田 園子

冷蔵庫の容量に関するチェックポイント1

基本容量と設置可能なサイズを踏まえて、いよいよ最終調整です! 食生活を支える冷蔵庫は、生活パターンによって、最終的に必要となる容量や機能が異ってきます。ご自身の生活パターンを冷静に分析し、整理してみましょう。

□食材はまとめて買う
□お米も入れたい
□家族の年齢幅が大きい
□子供が食べ盛り
□来客が多い

上記のチェックポイントが当てはまる人は、おそらく買い物は週末にまとめてする人や、ホームパーティーをよくなさる人でしょう。そんな方は最大収納時の容量を見越して、大きめのものにしましょう。

また、家族の年齢に幅がある場合も、大きめのものが便利です。それぞれの嗜好がばらつくため、いろいろな食材を用意しなくてはならないからです。2リットルのペットボトルが入るかなども、チェックしておく必要があります。
 

冷蔵庫の容量に関するチェックポイント2

□食事はほとんど外食だ
□料理は嫌い
□飲み物くらいしか入れない

上記のチェックポイントが当てはまる人は、家族の人数に関わらず、自宅で料理をされない人でしょう。そんな方は基本容量以下でも十分な場合もあります。ワインラックなどが付いている、お洒落な冷蔵庫にするのも一考です。

しかし最近は、容量が小さいと消費電力が多く、かえって電気代が高くつくものもありますので、省エネ度との兼ね合いで選んでみてください。
 

冷蔵室の保存に関するチェックポイント

□残り物はラップ保存している
□家族の食事時間がバラバラ
□ホームパーティーは手料理だ

上記のチェックポイントが当てはまる人は、冷蔵室の保存機能を重視しましょう。食事時間がバラバラな日や、ホームパーティーでオードブルなどを作った時は、盛りつけたまま冷蔵庫に入れておきますよね。でも、少しの時間なのに、その度にラップを使うのは面倒ですし、残り物のラップ保存も、毎日のことになると不経済です。ラップなしで保存可能な「高湿保存」を選べば便利で省資源になります。

また、最近はチルド室も機能性が向上しつつ大容量化しています。乳製品や生鮮食品の鮮度を維持するのはもちろん、盛りつけたサラダやお刺身などを入れておくのにも便利ですので、どんな機能がついているか確認してみましょう。

■おすすめ機種:「真空チルド」XGシリーズ (日立)
真空にして低酸素状態になるチルド室が大好評。鮮度が維持できるだけでなく、真空なので料理の下味が早く浸み込むなど、その効果はいろいろ!

※標準的な幅寸法685mmのタイプをご紹介します
 
【標準設置費込み】 日立 6ドア冷蔵庫 (555L) R-XG5600H-XW クリスタルホワイト 「真空チルドXGシリーズ」

 

冷蔵庫の収納に関するチェックポイント

□鍋のまま保存したい
□ケーキなどデザート作りが好き
□スイカも冷やしたい!

上記のチェックポイントが当てはまる人は、棚が動かしやすいものにしましょう。高さのある鍋やケーキなどを冷やす場合、棚の移動が大変だととても面倒です。簡単な操作で棚が動かしやすいものを選ぶようにしましょう。

■おすすめ機種:JXシリーズ 「動くん棚」 (三菱電機)
指1本で、食品をのせたままでも動かせる「動くん棚」が好評。「あと少しで入るのに……」というストレスを見事に解消してくれる。
 
【標準設置費込み】 三菱 6ドア冷蔵庫 (600L) MR-JX60C-N ローズゴールド 「置けるスマート大容量 JXシリーズ」

 

製氷室に関するチェックポイント

□小さい子供が居る
□家族の人数が多い
□氷にはこだわりがある!

上記のチェックポイントが当てはまる人は、製氷室が独立タイプのものにしましょう。小さい子供が居る場合や家族が多い場合、氷を使う頻度が高くなりがちです。特に暑い夏場に、氷を取る度に冷凍室を開けると庫内の温度が上がってしまい、冷凍食品が傷んでしまうかもしれません。製氷室が冷凍室と別になっているタイプにすれば、冷凍食品に影響がでず安心ですね。

また、おいしい氷のためには、製氷方法だけでなく、製氷用のポンプや製氷室のメンテナンスがしやすいかどうかなども、要チェックです。

■おすすめ機種:SJ-GX・WXシリーズ(シャープ)
ロック調のアイスが簡単にできる新機能搭載。製氷皿は自動洗浄なので、衛生面でも心配なし。
 
【標準設置費込み】 シャープ 6ドア冷蔵庫 (551L) SJ-GX55D-W ピュアホワイト 「GXシリーズ」

 

冷凍室に関するチェックポイント

□冷凍食品をよく利用する
□ホームフリージングをよくする

上記のチェックポイントが当てはまる人は、冷凍室の容量と機能を重視したものにしましょう。全体の容量だけでは、冷蔵室・野菜室・冷凍室・製氷室など、それぞれの容量は解りません。冷凍室をよく利用するなら、必ず冷凍室の容量をチェックしておきましょう。また、ホームフリージングをする場合は、冷凍のクオリティを上げる急速冷凍のような機能があるものがおすすめです。

■おすすめ機種:WXシリーズ(三菱電機)
-7℃で冷やす「切れちゃう瞬冷凍」や、センサーで集中冷凍する「熱いまま冷凍」、氷点下なのに凍らない「氷点下ストッカー」など、冷凍技術が高いため、ホームフリージング派におすすめ。
 
【標準設置費込み】 三菱 6ドア冷蔵庫 (600L) MR-WX60C-BR クリスタルブラウン 「置けるスマート大容量 WXシリーズ」


■おすすめ機種:XGシリーズ(日立)

3段トレイで冷凍室の容量が大きい「大容量冷凍室」が売り。また、冷凍室最上段の大きなトレイ全部にアルミトレイを敷きすばやく凍らせる「デリシャス冷凍」を搭載するなど、ホームフリージングに力を入れている。

【標準設置費込み】 日立 6ドア冷蔵庫 (555L) R-XG5600H-XT クリスタルブラウン 「真空チルドXGシリーズ」


■おすすめ機種:「メガフリーザー」シリーズ(シャープ) 

従来の冷蔵庫と違い、冷凍室が大きなスペースを占めている「メガフリーザー」は、500リットル台で600リットルクラスの冷凍室容量を実現。冷凍室はできるだけ大きくしたい!という人におすすめ。

【標準設置費込み】 シャープ 6ドア冷蔵庫 (502L) SJ-GX50D-T グラデーションブラウン

 

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