1人で生きてきた今までと違って、2人で歩むこれからの人生はいざという時の保障について、お互いのためにしっかり理解しておきたいですね。

万一の場合を考えてみる


大好きな彼が夫となり、一緒に暮らす日々。幸せすぎると人は、つまらないことや要らぬ心配をするものです。
「もし彼に、万一の事があったら、私は一体どうすればいいの?」
取り越し苦労です。でも、幸せの絶頂期にいる新婚妻にとっては、その想像の中ですでに自分は悲劇のヒロイン。
「私もきっと、生きては行けないわ・・・」

と、ここまで想像した所でふと現実に戻ります。
「なにも死ぬ事はないわよね」
そう、その通り。その次に冷静に考えるのが、じゃあどうする?

■社宅を出なくてはいけない
■実家には戻れない
■寿退社した前の会社は戻りづらい
■再就職は出来ると思う
■すぐに新しい彼なんて見つけられそうにない

新婚妻さんの場合は、こんな風になりそうです。あなたはどうですか?万一の場合、保険でお金がもらえれば安心だけど、その「安心」は人によって違うはず。新婚妻さんの「安心」は、いくらあればいいのでしょう?もう少し、万一の場合を想像してみます。

■お葬式代は欲しい
■ショックですぐに働けないかもしれないので、しばらくの最低限の生活費と家賃が必要
■まだ若いので、いつかは再婚の可能性もあり

随分具体的になりました。では、次にお金に置き換えてみましょう。

夫が急に亡くなった。いくらあればいい?



■お葬式代
お葬式代の平均額は350万円*1。平均ですから、亡くなった人が若くて会葬者が多ければ高くなる事もあります。お墓代は入っていません。

■当面の生活費
3ヶ月の生活費があればいいのか、1年あれば安心か?これも人によって違います。安心するために高い保険料を払い日々の生活を圧迫するようでは本末転倒なので、当面の生活費は多くても2年以上は必要ないでしょう。亡くなった人の荷物を整理し今まで住んでいた所から、引っ越す場合の引越代と新しい賃貸住宅の敷金礼金なども必要です。

■合計
夫が万一の場合、元気に再就職出来るまでの間1年くらい暮らすにはいくら必要?家賃を8万円、生活費を10万円とします。
新婚妻さん
この数字は、ある人にとっては多いかもしれませんが、ある人にとっては少ないかもしれません。



新婚妻さんが用意したいお金は、616万円になりました。夫が会社員なら、30歳の平均的会社員の夫が亡くなった場合は、子供のいない妻に支払われる遺族年金は毎年約36万円。遺族年金というとひと月10万円くらいもらえるイメージがありますが、それは子供の加算がある場合。子供のいない妻は月に3万円程度です。自営業の夫の場合は、子供がいないと遺族年金は支払われません。

ご主人が600万円の保険に入っておけば、新婚妻さんは万一の場合お葬式代と身辺整理のお金が確保出来るので新しいスタートが出来そうです。次のページでは保険びのポイントや、加入のタイミングを考えます。
*1 東京都生活文化局2002年「葬儀にかかる費用等調査報告書」