レジャー1
早い人は30代から貯めている!
人生の3大出費は、「マイホーム」「教育費」「老後資金」といわれています。この中で、誰もが必要になるお金が「老後資金」です。では、一体老後にはいくらかいかるのでしょう。

「1億円貯めないといけないの?」


夫婦が60才から85才まで、ゆとりのあるセカンドライフをおくるには、「1億円」必要だと言われます。くわしくは「急げ貯蓄!老後は1億円」をご覧下さい。

では、1億円貯めないと豊かな老後は過せないのでしょうか?

大丈夫。退職までに、老後資金を全て準備しないといけない訳ではありません。1億円というのは、25年間のゆとりある生活費の合計です。一般的に年を重ねると、病気や介護状態にならなければ生活費はそれほど必要ないといわれています。また、将来のもらえる額が保障されるわけではありませんが退職金、公的年金の受け取りも見込めます。

退職金がいくらもらえるのか、一時金か分割か、公的年金はいくらもらえるのか調べてみるといいですね。定年でのモデル条件別退職金と、公的年金受給額を調べるサイトリンクも参考にしてみて下さい。

レジャー
定年でのモデル条件別退職金:労務行政研究所「退職金・年金事情」2005年版


例えば、夫婦で国民年金と厚生年金に加入していた場合。現在では国民年金の年間支給額が、加入期間40年で79万2100円(2006年度)。厚生年金の平均的な年間支給額は198万円(2005年3月末)。合計で年間277万2100円。277万2100円×25年間=約6930万円もの年金が老後に受け取れる計算です。年金制度の見直しでこの額は期待出来そうにありませんが、退職金がない職業や、国民年金を納めていない自営業者は、これらを全て自分で準備する必要があります。

目標はいくら?


平成17年度総務省家計調査によれば、夫65才以上妻60才以上の無職夫婦世帯の平均生活費は、ひと月約24万円です。この他に税金や社会保険料などが約2万6000円、合計26万5000円がひと月の支出になります。これに対して、年金などの収入は23万円。毎月3万5000円の赤字を預貯金などから引き出して、うめている事になります。

将来、受け取る年金が減る事を考えると、赤字額はさらに増えるでしょう。医療費、介護費用、リフォーム代などに備えるお金や、海外ロングステイや県外移住など長年の夢を叶えるお金も必要かもしれません。出来れば、毎月の 生活費の半分を退職までに貯めておけるといいですね。

高齢者夫婦世帯の生活費12万円×12ヶ月×25年=3600万円

既にある貯金や、退職金見込み額を3600万円から引いたお金を3600万円から引き、残りの額を目標に貯めます。

例:3600万円ー2000万円(貯金+退職金)=1600万円

35才から60才までの25年間で貯めるなら、利子を考えないで毎月必要なお金は1600万円÷25÷12ヶ月=約5万3000円。2人で貯めれば1人2万6500円です。住宅ローンや教育費の支出がなければ無理なく貯まる金額ですが、この2つの支出と同時に老後資金を貯めるのはなかなか大変です。もう、むだ遣いは出来ません。年を重ねても、ニコニコ笑って暮らせるように今から始めましょう!

次のページでは、効果的な老後資金の貯め方をご紹介します。