■年齢別死亡率

皆さんはこんな統計表があるのをご存知ですか?それは「国立社会保障 人口問題研究所」が発表しています人口統計資料集の中の『死亡・寿命』の中の『表5-7性、年齢別死亡率』にある「年齢別死亡率表」です。

意味はこの一年に同じ年齢の方の中でどの位の率で亡くなられるかというものです。年齢(5歳階級)別にまとめられています。一見ドキッとするタイトルですが、相続を専門にしている私達にとっては参考になる資料となります。

■年齢(5歳階級)別死亡率 (2001年)






年齢 男性 女性
50~54歳 0.47% 0.2%
60~64歳 1.1% 0.5%
70~74歳 2.9% 1.3%
80~84歳 8.0% 4.3%
90~94歳 20.7% 14.3%
100歳以上 48.2% 37.4%


■相続対策の現場から

先日、お客様から相続対策のご相談を受けました。そのお話も終りに近づいた頃、こんなことをおっしゃいました。

「色々教えてくれてありがとう。ところで、今年1年で私の死ぬ確率はどのくらいなのかねぇ?」

皆さん年齢を重ねていらっしゃいますと、ざっくばらんな聞かれ方をされますので、こちらが驚く時があります。
そこで、この表をお見せしながらご説明致しました。

50~54歳の男性の亡くなる確率は0.47%と、100人中1人は死なないという意味です。80~84歳で8.0%です。100人中8人です。

お客様はおっしゃいました。

「想像していたよりも、『まさかの率』はかなり低いんだね。まだまだ長生きできそうだね。」

このお客様のおっしゃる通り、亡くなるというのは確率的にはとても低いのです。このお客様はとても安心されたような顔をされ、「これからだ」と言われ、さらに、私に励ましの言葉までもいただきました。

皆様もこの表をご覧になって、少しでも安心して頂ければ幸いです。

■効果のある相続対策

毎年土地の評価である路線価が下がっています。相続税の評価は相続が発生した年の路線価で決まります。長生きをすればするほど相続財産の評価が下がり、相続税は安くなります。ということは、効果がある相続対策の一つは「長生き」という事になります。

その事をお客様に申し上げたところ、
お客様は

「周りに迷惑をかけない長生きに挑戦したい。そのためには、身体と心の健康に留意していきたい。」

と言われました。
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