相続対策でだまされないコツ
日頃からご両親の話を聞いてあげてください
最近よく親の財産はどのようにして残してもらえばよいのでしょうか?というご質問を頂きます。そこで今回は皆様からのご相談にお答えしながらご説明していこうと思います。



ご相談内容は下記のとおりです。

●A子さん
母が将来自分の財産の事が決められなくなった時、専門家から見て何が経験上不安ですか?

●専門家
だまされることです。具体的には

・1元本保証でない金融商品(投資信託・国債・金・株式・信用取引等)
・2不要な保険
・3資金繰りを悪くする土地・建物の購入

●A子さん
それは有名な大手企業の販売している商品でもそうですか?

●専門家
はい、有名無名に関係なくすすめられている商品にそのようなものが多くあります。

●A子さん
それを防ぐ方法はありますか?

●専門家
日頃からお母様の話をたくさん聞いてさしあげることです。寂しすぎる人ほど親切に言い寄ってくる人の話を聞いてしまいますので。もうひとつは※任意後見人でしょうか。

※任意後見人については介護の西川敦子さんが詳しく説明をされています。
西川さんの記事はこちらをご覧ください。
悪徳商法を防ぐ!成年後見制度

解説1 元本保証でない金融商品

よく相続を払う財源として金融商品では何が安心ですか?とご質問をいただきます。ちまたでは、「国債は国が保証しているのだから定期預金より安心である」と言われています。国が保証している点はとても素敵なことです。

ただし注意しなければいけない点があります。それは国債は満期まで持っていれば元本保証ですが、相続が発生した時に満期になっていなければ、その時の時価で売ることになります。この時の金利や金融情勢で時価は決まります。となりますと元本保証とは言えません。

それに国も破産することがあります。アルゼンチンを見ていただければおわかりになるでしょう。日本は現在、借金大国です。

注意点1 国債には時価があり、必ずしも額面金額が戻ってくるわけではない。ということを確認しましょう。