相続税の申告が必要になるのはどんな人? |
相続税の申告が必要な人
相続税は、相続が発生した場合に、遺産が相続税の基礎控除(※)を超えるときは、申告と納税が必要になります。この場合には、遺産を取得した人は、相続発生後10ヶ月以内に申告しなければいけません。(※)5000万円+1000万円×法定相続人の数
ちなみに、実際に相続税の申告が必要な人は、100人亡くなって、その内わずか4人です。
遺産の範囲は?
相続税の計算のときの遺産の範囲は下記の通りです。■プラスの財産
・土地・借地権・建物等の不動産
・預貯金・上場株式・有価証券等の金融資産
・非上場株式(自社株)
・死亡保険金・死亡退職金等(それぞれ非課税金額500万円×法定相続人の数あり)
・その他、貸付金・美術品・家財等
・相続があった日前3年以内に、相続人等が亡くなった人から贈与を受けたもの
■マイナス財産
・借入金
・貸しアパートなどの敷金
・未払いの税金・医療費
・葬式費用