打合せ
調査ではどんなことを聞かれるのか?
Q.税務署から、税務調査を行いたいと連絡してきました。当日はどんなことを聞かれるのでしょうか。

A.税務調査の当日、通常、税務署員が2人で自宅に来ます。稀に財産規模が大きい場合には、3人で来ることもあります。税務調査は午前と午後に分かれています。それぞれどんなことを聞かれるのか確認をしておきましょう。

午前中に聞かれること

午前中は、遺族にリラックスしてもらう目的もあって、亡くなった人の生前の様子などを聞きます。具体的には、亡くなった人の人柄とか趣味、交友関係、それからどんなことを生前やってきたのか、どうやって財産を作ってきたかなどです。また、亡くなった原因とか、いつまで意識がはっきりしていたかなども尋ねます。これらの内容に親族の職業まで加え、1~2時間かけてじっくりと話を聞いていきます。

午後に聞かれること

午後になると、いよいよ本題に入ります。調査前に調べてきたことや午前中に聞いたことを基に、実際の相続税の手続きにつじつまの合わないところがないかをチェックしていきます。

例えば、午前中に遺族から聞いた話の中に「年明けにはもう容体が悪くなって、意識がなかった」という内容があったにもかかわらず、相続税の手続きで1月に入ってから孫に贈与しているのが見つかった場合は、それはつじつまが合わないと指摘されます。そして「それは贈与ではなく、ただ名義を変えているだけだから」ということで相続財産に入れるように指示されます。