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ららママのゴールドコースト子育て記-4

オーストラリアで子育て真っ最中のららさんによるレポート、第4弾(最終回)です。今回は、家探しその他についてです。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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オーストラリアで子育て真っ最中のららさんによるレポート、第4弾(最終回)です。

最も大変だったのが家捜し


親子で留学しようと決めたとき、私は、その1年前に航空学校を探すべくオーストラリアを訪れました。
子供達はちょうど日本の南の小さな島に山村留学していましたので、私は友人達と一緒でした。

北はサンシャインコーストまで航空学校を見学し、最後にゴールドコースト空港内の航空学校を見たときに一目で気に入りました。国際空港なのでジェット機も航空学校の飛行機も一緒の滑走路を使用していて、もちろん管制官の支持も同じです。

航空学校のオーナーと話をしてから、子供達の学校を地図で探すとたまたま近くに小学校が有ったので見学に行きました。小学校は夏休み(12月9日~1月末頃)で誰もいませんでした。

行きかう人たちも朗らかで暖かい笑顔で接してくれて、中には小学校の前で困惑していると声をかけてくれ、「ここの小学校は公立でも行き届いた教育をしているから安心して子供を連れてくると良いよ。」とアドバイスしてくれた人もいました。

広い敷地の小学校を一周して、自然に囲まれたこの小学校に子供達を通わせようと強く思いました。学校の名前とストリート名をしっかりメモしてからバス停に向かいました。

帰国後、さっそく留学準備をはじめました。
それから10ケ月後、日本からインターネットで宿泊先のホテルを小学校の近くでみつけて予約し、しばらくはそこから学校に通うことになりました。小学校までは徒歩3分ほどで、私の英語学校も徒歩15分。

私は学校が終わると不動産会社を訪ねては、Permanent Rental(長期滞在用)のリストをもらって検討したり、実際に家を見に行ったりしました。車が無いので出来るだけバス停に近くて小学校に近いところとなると、なかなか見つかりませんでした。

最も大変だったのが家探し。子どもとの意見も合わずに難航・・・
ホテルは一週間ごとに部屋を変更されるので落ち着けません。段々とストレスがたまり、とても情けなく思いました。負けないぞ!と思って、毎日不動産会社を訪ね歩きました。

今、思い返しても一番ストレスだったのが、この家捜しでした。自分は気に入っても子供達が気に入らないのです。日本のように明るく綺麗な家がなかなか見つからないのです。

ところが、3週間たったある日、初めて訪ねた近所の不動産会社の広告の中に、滞在しているホテルの隣の新築ユニット(3階建てぐらいのプール付のマンション)を発見したのです。早速見に行くと、子供達は大喜びで一目で気に入ったようです。

不動産の契約に必要な書類と家賃の支払い方


不動産会社にこういった家やユニットを借りるときに必要な書類が何点かあります。不動産会社によっては書類が違いますが、私の場合は身分証明書としてパスポートと銀行カードとクレジットカード、収入証明が必要でした。主人の源泉徴収票のコピーと英訳したもの、主人のパスポートのコピーなどでOKでした。

家賃は一週間毎に不動産会社に支払うか、銀行に振込む方法とがあります。頭金にあたるBond(ボンド)は、家賃の4週間分で1200ドルぐらいです。これは政府に預けられるので、家をでるときに利子がついて戻ってきます。

電気・電話を契約し、固定した住所ができ一安心。ちなみに水道代は家の持ち主払いとなります。電気や電話は基本的にボンド(保証金)が必要なのですが大体80~100ドルぐらいです。家が決まり、子供達も私もオーストラリアの生活基盤が出来て、ほっとしました。

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