住宅の購入を検討する際、誰もがまず「今の収入に対して、どれだけの金額を住宅ローンに回すことができるだろうか」と考えると思います。一般的な目安としては、年収の約25%以下といわれています。しかし、この比率の持つ意味は、「住まい」というものに対する思い入れや、他のライフイベント(お子様の教育など)、趣味などとの兼ね合いによって個人個人異なってくるのではないでしょうか。

そこで今回から何回かに分けて「後悔しない資金計画をする為に」と題しまして、住宅購入の資金計画を立てる前に押さえておきたいことについてお話ししていきたいと思います。

●家計の現状分析
まずは1年間の家計の収支について確認することをお勧めします。
具体的には、以下の表を埋めていくと良いでしょう(月額の12倍というように計算すると良いと思います)。

※給与手取り(可処分所得):年収(額面収入)から税金(所得税、住民税)と社会保険料を差し引いた金額です。
※基本生活費:食費、水道・光熱費、電話代、お小遣いなど比較的定期的に決まった出費があるものを含んだものです。
※住居費:家賃、住宅ローン、管理費、固定資産税などを含んだものです。
※教育費:学校の授業料、給食費、塾の費用などを含んだものです。
※保険料:家族全員の生命保険、損害保険の保険料を含んだものです。
※その他支出:交際費、自動車関係費用などを含んだものです(使途不明金もここに)。
※一時的な支出:お子様の大学の入学金、旅行費用などを含んだものです。

この結果、1年間に貯蓄することのできる金額がわかります。
また、ご自身にとって譲れない支出と節約できそうな支出を具体的な数字で認識することができます。