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掲載日: 2005年 12月 14日
龍上海本店 赤湯からみそラーメン
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| 山形・赤湯にある龍上海本店。行列するほどの人気店(写真提供:ラー博) |
※この記事は2005年12月の情報です。
・もっとくわしい解説は→All Aboutラーメンガイド大崎さんの記事 東北最後の大物 「龍上海」がラ博へ出店
味噌汁から生まれたラーメン
「赤湯からみそラーメン」が生まれたのは、今から45年前のこと。現店主・佐藤春美氏が少年時代のことだそう。もともとは醤油ラーメンを出していたのですが、当時ラーメンは高級メニューで、毎日スープが残ったのです。捨てるのはもったいないので、それに味噌を入れ、味噌汁にして食べていたのだとか。ある日、春美少年が味噌汁に麺を入れてラーメンにしたことがきっかけでした。「これで新しいラーメンができないか?」と先代が試行錯誤し、赤湯の地に古くから伝わる石焼南蛮という石臼でひいた唐辛子と自家製味噌、にんにくなどの香料を混ぜ、「からみそ」が完成。お客さまの好みに合わせて辛さが調節できるよう、スープに混ぜないで、上にのせたのです。
辛いのが苦手な私。「からみそ」と聞いただけで、敬遠しそうなメニューです。しかし、All Aboutラーメンガイド 大崎さんが「地方の店はあまりリピートしないけど、ここは何度も行きますよ」と言われるほどのラーメン、食べないわけにはいきません(笑)。
というわけで、挑戦してみました。油の膜が表面を覆っていて、からみそが中央にどーんとのっています。その他のトッピングは、チャーシューが2枚、ナルト、ネギ、メンマ、そして青のり。青のりがふってあるラーメン、初めて見たかも。
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| 赤湯からみそラーメン 850円 |
煮干しが効いたなつかしい味
からみそをはしっこによせて、まずはスープをいただきました。もともと味噌汁から生まれたラーメンということで、煮干しだしの味噌汁のよう。見た目ほどはこってりしてなく、さっぱりした口当たりです。日本的ななつかしい味、なんです。(わが家のおばあちゃんの味噌汁が、煮干しだしだったからかもしれませんが)店主の佐藤氏にお話を伺うチャンスがあったので、スープについてたずねてみました。「スープは煮干しが中心で、豚骨、鶏がらなどを使っています。味噌は味の決め手なので、昔は、自家製の味噌を使っていたのですが、現在は、一般に流通している味噌の3倍のコストをかけて麹屋さんに特製味噌を作ってもらっています。もともと味噌汁から生まれたラーメンなので、毎日食べても飽きない味だと思います」
次ページではこだわりの麺について紹介します。



