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アトランタみどころ第2弾 風と共に去りぬの舞台を訪ねて

アメリカの大型歴史小説の中でも日本人に馴染み深い、「風と共に去りぬ」。その大作を身長148cmの新聞記者の女性が書いたこと知っていましたか?

執筆者:大原 朱理


アトランタの素顔に迫る旅行記第一弾では、ワールド・オブ・コカコーラやCNNセンターについてレポートしましたが、今回はアトランタで生まれて育ち、生涯にわたって小説を書き続け、「風と共に去りぬ」という超大作を残したマーガレット・ミッチェルの住んでいた家に訪れた体験レポートです。

●アクセス
マーガレット・ミッチェル・ハウスへは、前回でもご紹介したアトランタの便利な地下鉄、マルタ・トレインが便利です。ミッドタウンステーションから歩いて2分の距離にあります。感謝祭、クリスマスなどの祝日を除いて年中オープン。朝9時半~夕方5時まで約30分おきに英語でのツアーがあり、マーガレット・ミッチェルが「風と共に去りぬ」を執筆した家、「風と共に去りぬ」博物館などをガイドとともに見学できます。入場料は大人12ドル。

●マーガレット・ミッチェルってどんな人?
ビジターセンターの窓口でガイドツアーへのサインアップを済ませると、ガイドツアーが始まるまで簡単なマーガレット・ミッチェルの人生をダイジェスト版にした映画を見ます。

「風と共に去りぬ」の映画のクラーク・ゲイブルやビビアン・リーの映像のイメージは強く残っているのですが、著者のマーガレット・ミッチェルといえば・・・気難しそうなおばあさんだったのかな・・・程度の知識の私は彼女の映像を見てびっくり。スカーレット・オハラは彼女がモデル?と思わせるほど若くてりりしい美しい女性のイメージが映し出されました。

ビジターセンターの壁には、身長148センチの彼女が大柄の男性たちに囲まれながら、先頭を切って、政治家にインタビューする彼女を写した大きなポスターがあり、小柄ながらも意志の強い、エネルギッシュなマーガレット・ミッチェルをうかがい知ることができました。またダンサーとしても活躍していた20代の彼女のポスターもまるで女優のような印象を受けました。

マーガレット・ミッチェル・ハウスのオフィシャルページからも彼女の写真を見ることができます。

→マーガレット・ミッチェルハウス&「風と共に去りぬ」映画博物館
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