名古屋

ガイド:大竹 敏之

人の心をつかんで離さない、名古屋ならではグルメや観光スポットをご紹介します。

 

掲載日: 2006年 04月 04日

名古屋メシの大本命・味噌カツの魅力

味噌カツにかけるのは「味噌」じゃない!

矢場とんのわらじとんかつ
矢場とんのわらじとんかつ1260円(定食は1580円)
ここ数年、全国でも注目を集めている名古屋のご当地グルメ、いわゆる「名古屋メシ」。味噌煮込みうどんやうなぎのひつまぶしなど、いろんな料理がありますが、名古屋以外の人たちに最も強烈なインパクトを与えるのは何と言っても「味噌カツ」でしょう。

そして、その反応はおおむね「え〜」と言う拒否反応です。何しろトンカツ×味噌ですからね。未体験の人は絶対に受け入れかねる組み合わせです。

よく勘違いされるのが、「味噌をそのまんまカツにぬりつけてる」という誤解です。いくら味噌をこよなく愛する名古屋人でも、さすがにそんなことはしません。かけるのはあくまで味噌をベースに調合した味噌ダレです。名店と呼ばれるところは大体、この地方特有の豆味噌(八丁味噌が有名です)を使っています。お店によって味や食感は違いますが、これが意外とさらっとしていて、味噌というよりむしろデミグラスソースに近いような感覚のものなんです。


30分待ちは当たり前。人気ナンバー1の超人気店「矢場とん」

週末のお昼時はご覧の通りの大行列
週末のお昼時はご覧の通りの大行列。最大30分待ちも
この味噌カツの超人気店が「矢場とん※」です。創業50年以上の老舗で、もともとは路地奥の食堂といった趣のお店でした。それが21世紀に入ってから次々に支店を出店し、2005年春には本店を5階建ビルにリニューアルしてしまったほどです。

そんなイケイケの勢いを証明するのが、連日の大行列です。「休日だと最大30分お並びいただくことも。平日でもお昼時は表まで列ができてしまいます」と申し訳なさそうにおっしゃるのは、本店フロアチーフの山下千佳さん。実際、日曜日の昼過ぎに出向いてみると、ざっと30人以上もの行列が。土日はいつもこんな調子だとか。いやはやどえらい人気です。

私は平日に出直したのですが、ピークを過ぎた午後2時にもかかわらず店内は満席で、席に着くまで数分ですが待たされました。

※ちなみに矢場とんでは味噌カツを「みそかつ」とひらがなで記します
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