家族旅行・子連れ旅行/季節のおすすめスポット

子連れにおすすめのスキー場

子連れスキーは家族みんながどんな風に過ごしたいかによって、利用したいサービスやふさわしいスキー場が異なります。魅力ある今どきのファミリー向けサービスとおすすめのスキー場&宿をご紹介します。

小暮 祥子

執筆者:小暮 祥子

家族旅行・子連れ旅行ガイド

子連れにおすすめのスキー場

 

樹氷
スノーリゾートを親子で楽しもう!
子連れスキーは家族みんながどんな風に過ごしたいかによって、利用したいサービスやふさわしいスキー場が異なります。そこで魅力ある今どきのファミリー向けサービスにスポットを当てて、おすすめのスキー場&宿をご紹介します。
 

子連れでも楽々! 今どきのゲレンデ事情

子連れでスキーは不便で面倒、なんていうのは昔の話。今どきのスキー場はファミリーに優しい魅力的なレジャースポットです。以下の8つのおすすめポイントを参考に、自分の家族にあったスキー場を探しましょう。

1.安全、快適なキッズゲレンデ 

総延長72mのスノーエスカレーターもある安比高原スキー場のキッズエリア。09-10シーズンは「APPI スポンジ・ボブ キッズパーク」にリニューアルでますます楽しく雪と遊べる。

総延長72mのスノーエスカレーターもある安比高原スキー場のキッズエリア。09-10シーズンは「APPI スポンジ・ボブ キッズパーク」にリニューアルでますます楽しく雪と遊べる

“ゲレンデの隅にある小さなソリコース”なんていうのもまだまだあるものの、最近ではスキーヤーやスノーボーダーとの接触の危険がないよう、ネットや柵でしっかりと区切られたキッズエリアや、完全に独立した場所におかれたキッズゲレンデも増えています。リフトに乗れない子どもに便利なムービングベルト(動く歩道、スノーエスカレーター)がキッズゲレンデに設置されているのも、珍しい事ではなくなりました。緩斜面でスキーの練習をしたり、ソリやチュービングを楽しんだり、小さな子供も雪遊びができるなど、スペースもより広く、遊びの種類も多様化しています。

 

2.使える! ファミリーに優しい休憩所

 
セントレジャー舞子スノーリゾートのちびっこ広場
子供にとっては休憩室も大切な遊び場。写真はセントレジャー舞子スノーリゾートの「ちびっこ広場」
子どもにとって休憩は必須です。特に乳幼児連れにはブーツを脱いで休める和室やカーペットの休憩所が望ましく、“ファミリー専用”の無料休憩所を構えるスキー場も増えました。遊具やビデオ上映などがあって、子どもが遊べる要素を取り入れている施設も目立ちます。休憩所はキッズゲレンデの近くにあることが大切で、トイレやオムツ替えができるスペースも隣接していると便利です。

3.子どものサイズも揃った各種レンタル
子どもが小さなうちは、わずかな期間でサイズアウトしてしまうことを考えると、年に1、2度の利用ならスキー用品は買い揃えるよりもレンタルを利用する方が得策。ファミリーゲレンデのあるスキー場では、ウエアが90cmぐらい、ブーツも15cmぐらいから用意しているところが多く、幼児用にはグローブや帽子、ゴーグルなど、細かなものまでレンタルできる施設もあります。
(※用意されている種類、サイズは各スキー場によって異なります)

4.楽しみ方もいろいろ、多彩なレッスン
幼児でもスキーやスノーボードを体験できる「キッズレッスン」の他、最近は親子やファミリーみんなで受講できるレッスンも人気です。幼児だけのレッスンなら、その間はパパママが自由に動けるのもメリット。親子やファミリーレッスンでは、初心者の大人も子供と一緒に始めやすいことや、レッスン後にフリーですべる時も大人が子どもに教えるポイントが分かりやすいため、早い上達につながります。

5.スキーだけじゃない! 雪国体験を楽しむ
氷のホテル専用のルームウェアは子供用もあり【アルファリゾートトマム】

氷のホテル専用のルームウェアには子供用もあり〔アルファリゾート・トマム

 

スキー以外でも雪国を体験できるメニューは各スキー場が近年ますます力を入れてきているところです。「かまくらづくり」や「スノーモービル」、「バナナボート」など、幼児も手軽に雪を楽しめるアクティビティも豊富。冬季限定の広大な銀世界を満喫する「犬ぞり」や「スノーシュー」などダイナミックな体験や、氷のホテルに宿泊しちゃうなんて貴重な体験ができるものまで、各スキー場ごとに特色を出しています。

 

6.子どもも楽しい託児施設
子供を預けて大人だけで滑りたい、なんて時には託児施設があると便利。玩具がいっぱいの暖かい専用ルームで遊んだり、安全な場所で雪遊びを楽しむなど過ごし方は施設によってもいろいろ。時間は半日、1日、というような比較的長時間でお願いするところもあれば、15分、30分単位で短時間でも気軽に利用できる施設もあります。

7.スキー場までのアクセスにも配慮あり

 
たんばらスキーパークのお助け隊(パトロールカー)
「チェーンが装着できない」、「車がスタックして動かない」などの要請があれば駆けつけてくれる、たんばらスキーパークの「お助けパトロールカー」
スキーと言うとどうしても雪道がつきもの。雪道の運転は不慣れで不安という人のために、万が一のトラブルに駆けつけてくれる雪道パトロールを実施しているスキー場もあります。降雪さえなければ高速道路直結の「佐久スキーガーデン パラダ」も便利。また、電車でのアクセスが便利なスキー場を選ぶのもひとつです。泊まりなら事前に荷物を送って身軽に旅行するのがスマート。

8.小学生以下全日リフト代無料のスキー場も増加中!
週末やイベント時に子どものリフト代が無料になるケースは以前からありましたが、最近は「奥利根スノーパーク」や「斑尾高原スキー場」のように、シーズン中“全日小学生以下のリフト代が無料”というスキー場も増えてきています。
 
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