エアチケット・マイレージ

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掲載日: 2004年 06月 04日

ニューヨーク往復20,000円台が実現してしまう理由 格安航空券はなぜあんなに安いの

文章: 星野 幸詩(All About「エアチケット」旧ガイド)

満席のエコノミークラスキャビン
満席のエコノミークラスキャビン

格安航空券 あれで採算がとれるの?


ニューヨーク往復2万円台、ロンドン・パリ往復4万円台…ここ数年驚くほど安い格安航空券の広告をいろいろなところで目にするようになりました。素朴な疑問ですが、これで航空会社や旅行会社ははたして採算がとれるのでしょうか。

結論からずばりいってしまえばこの値段で採算はとれません。ですがこういった激安の料金で搭乗しているのは全体からみてみれば一部のひとにすぎないのです。たとえば成田からニューヨークまでフライトをすると仮定してみましょう。


ニューヨーク往復2万円台、それとも124万円台?


ある航空会社がニューヨーク線で用いているボーイング747型機の
席数は以下のとおりです。

  • ファースト11席
  • ビジネス91席
  • エコノミー201席

    ここでかりに
  • ファーストクラスの単価 124万円
  • ビジネスクラスの単価 60万円
  • エコノミークラスの単価 7万円
    と仮定して満席になった場合の収入を計算してみましょう。

  • ファーストクラス 124万円×11席=1364万円=全体の約17%
  • ビジネスクラス  60万円×91席=5460万円=全体の約66%
  • エコノミークラス 7万円×201席=1407万円=全体の約17%
    全体の収入=8231万円

    11席しかないファーストクラスが200席以上のエコノミーとほぼ同じだけの収益をあげていること、ビジネスクラスが1機全体の収入8231万円のうち約66%を占めていることがわかります(もちろんこれは満席の場合です)。また全体のうちファーストとビジネスで占める収益の割合が83%にも及びます。

    この数字からどんなことがいえるの? 詳細はここをクリック
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