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古新聞で鞄の寿命を延ばす

古新聞をTシャツでくるんだだけのシューキーパーならぬバッグキーパー? 撮影:石井幸久

革鞄の型崩れを防ぐ方法

黒のナイロン製ブリーフケースが市場を席巻する昨今、男の仕事鞄として革製のものに魅力を覚える人もまだ、多いはず。ご多分に漏れず私もその一人で、スーツ姿以外でも使いやすい前面に蓋の付いた「かぶせ」タイプ、ことさら裏地無しのものが大好きだ。

だが芯のしっかり入ったダレスやアタッシェと違い、これらは型崩れを起こしやすいのが難点。特に底面が蛇腹状のものは、側面から見ると砂時計のように中央部が凹んでゆき、味というより疲れた表情になりがちだ。

これを防ぎ、カッコ良く歳を取らせる方法は、実は案外簡単。使わない時、もう着ないTシャツに古新聞を何枚か丸めクッション状に詰めたものを、均等な厚みとなるように入れておくだけで大丈夫。新聞ではなく内部とほぼ同寸の読み終わった雑誌を詰めてもOK。これで蛇腹の部分に常に適度なテンションが掛かり、妙な変形は十分防げる。

理想的な形状を維持できるだけでなく、革鞄最大の敵=カビも防止でき一石二鳥! 要はこれ、スーツにハンガーや靴のシューツリーのような存在で、しかも簡単に自作できてしまうのが嬉しい。鞄も「使わない時のひと手間」が、寿命を大きく伸ばします。

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このページは2011年6月8日時点の情報です

Tips Guide

飯野 高広
飯野 高広
ファッションにも精通したガイドが、あなたの足元をキラリとコーディネート。