暮らしの歳時記
三浦 康子
三浦 康子

何回でも吹けるタンポポ

真鍮の透き通った音色は涼しさだけではなく癒しも与えてくれる。夏が終わっても置いておきたい 撮影:石井幸久

置いて使う風鈴「TANPOPO」

風鈴といえば、日本人の感性を物語る素晴らしいもの。ぜひ使ってみたいけど、風鈴を吊るしたくても吊るせない……。だったら、置いてみませんか。能作の「TANPOPO」は、道端に咲くたんぽぽのような佇まいで、綿毛が揺れると音が鳴る、珍しい卓上風鈴です。

「TANPOPO」は置いて使うというユニークさに加え、音色がとても良いんです。能作は鋳物の盛んな富山県高岡市で、大正初期から仏具製造などに携わってきた老舗メーカー。そのノウハウから生まれた風鈴は、真鍮の澄んだ音色が心地よく、癒しの音色といえるでしょう。

この美しい音色を聞くためには、「TANPOPO」の綿毛が揺れやすいよう、お部屋の風の通り道に置き、ある程度強い風が当たるようにした方が良いでしょう。もっと音色を楽しみたい方は、デスクの上など身近な場所へ置き、綿毛に息を吹きかけたり、手で揺らしてあげたりすると、癒しのひとときになります。こうして手軽に移動できるのも、置き風鈴のメリットです。お店の方によると、見た目と音色が気に入って、インテリアとして購入する方が多いそう。今のニーズにマッチした、風鈴のユニークな使い方ですね。

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DATA

TANPOPO(5250円) 問い合わせ先:能作 ※外部サイト TEL:0766-63-5080

このページは2012年7月9日時点の情報です

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三浦 康子
暮らしの歳時記 三浦 康子
年中行事や歳時記に息づく知恵・思いやり・和みの力に着目し、古きよき日本のライフスタイルを今に伝える和文化研究家。わかりやすい解説と、ライフコーディネーターとしての洒落た提案が支持され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、講演などの登場回数は2500を超える。