掲載日: 2008年 08月 17日

真夏の両国3連戦、プロレスで話そう(1)

文章:川頭 広卓(All About「プロレス」旧ガイド)

IGF両国大会総括座談会スタート

両国3連戦の初戦は、IGFのゲノム6から。当日は18時開始にも関わらず、客席の6〜7が埋まる盛況だった (C)kawazu
15日には、両国国技館でIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)『GENOME6 闘魂BOM−BA−YE』が開催された。

翌日、翌々日には同所で新日本プロレス真夏の祭典『G1クライマック』のラスト2Daysも行われ、両国を舞台にしたプロレス界のビッグなウィークエンドが幕を閉じた。

プロレス界では久しくみなかった超ビッグマッチの3連戦。後楽園ホールでは、健介オフィスをはじめ、幾つものプロレス興行が行われてはいたが、今回は、敢えてこの両国3連戦にこだわり、近しい関係者に話しを伺いつつ、真夏の天王山を振り返ってみた(※初日収録は、8月15日IGF両国大会後に現地にて)。

◇座談会参加者
G:ガイド
N:かつて某団体で演出&運営を手がけた団体関係者
I:スポーツ系ネットメディア運営に携わる、IT企業責任者
K:上場企業の部長という側面を持つ、プロレス・ライター

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G:IGF両国大会を終えたばかりですが、さっそく振り返ってみて、どのように感じましたか?

N:金曜18時開始でしたが、会場に入り、立派な入場ゲートが設置されてたのと、お客さんが結構埋まっていたことにはビックリしましたね。

G:公式では、7,288人(満員)というアナウンスでしたが・・・。

K:実際には、客席の4分の1を潰してますけど、それでもお客さんは入っていましたよ。いつしかのG1両国よりも全然入っていた。

I:入場ゲートに、参加外国人の数をみても、相当金掛かっているように思えますが、IGFは猪木自らチケット営業してるって聞きますし、実券も多い。なにしろ、母体のジーコーポレーションのみならず、フィールズといったスポンサー企業もしっかり付いてますからね。

G:オープニングでは、立会人として藤原組長、スタン・ハンセン、チャイナが登場しました。

I:ハンセンだって、今は一度の来日で経費は100万だっていうから、全日本は呼べなくなった。

N:昔は、関東の某所に住んでましたけど、今は、向こうに戻っちゃいましたからね。そんなハンセンにチャイナでしょ?チャイナ呼んで、一言もしゃべらせないんだから、凄いとしか言いようがないですね。

G:さて、第1試合では、エリック・ハマーとアレクサンダー大塚の試合でした。

K:ビギナーに優しくない試合でした。

G:AOコーナーを合唱するファンもいないように思えましたね。試合はTTDから、ぎこちない間を挟み、スタンディングでの肩固め、そこからスープレックスでぶっこ抜きました。

K:ハマーのボディブローでアレクがダウンしたりと、開始から、いきなり総合を連想させるような攻防に終始しましたね。

N:でも、オープニングと第1試合で15分程度。進行もサクサク進み、イベントとしては、もの凄くキレがありましたよ!

G:第2試合=若翔洋×澤田敦士は?

N:若翔洋の入場は相撲をぼうとくしてますね(笑)

K:澤田が遠くから見ると、ちょっとずつ小川に似てきました。STOなんかも、後で出てくる小川のそれよりも良かったと思いますよ。

G:ただ、試合は澤田が気合を全面に張り手や突っ張りを仕掛けていくのですが、気になるのは、どことなく妙な間があいてしまう。

N:不自然ですよね。

G:久々にあった人と会話をする時に、どうしてもできちゃう間みたいな・・・。

K:この辺は、同じ釜の飯を食っている若手による前座という訳ではないので、致し方ないところではありますよね。ギクシャクを緊張感にするのか、それとも、スイングバウトを目指すのか。IGFの選択肢は前者しかないですもんね。

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