野球・メジャーリーグ

ガイド:瀬戸口 仁

スポーツ新聞記者として日本プロ野球担当10年、メジャー取材のため渡米13年の実績

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掲載日: 2009年 03月 02日

WBC東京ラウンド、左投手対策には万全を

戦力的に見ても日本、韓国の2強が順当勝ち

WBC
3月5日からはじまるWBC連覇への道。日本「野球」の進化が問われる
3月5日からのWBC東京ラウンドは、日本、韓国、台湾、中国から上位2チームが2次ラウンド(15日からサンディエゴ)へ進出するが、戦力的に見ても日本、韓国の2強が順当勝ちするだろう。中国はあまりにも差があり、台湾も絶対的なエース・王建民(ヤンキース)がいないのが痛い。もちろん、連覇を狙う日本がここらあたりでモタモタしては話にならないが、2次ラウンドを踏まえ、ライバル韓国にいい勝ち方をすることが求められる。

韓国は前回のWBCで優勝した日本に2勝1敗と勝ち越した。北京五輪では金メダルに輝いている。とくに20歳の左腕・金広鉱は対日本2勝、21歳の同じく左腕・柳賢振も強力だ。侍ジャパン打線がこの若き左腕2人を打ち崩せるかどうかが、東京ラウンド第1のポイントとなる。

オーストラリアとの強化試合で8点、11点を奪った打線。4番に稲葉を配した「つなぐ打線」は確かに機能し、悪くはない。ただ、気になることはオーストラリアのレベルが低かったことと、左投手対策が万全ではないことである。現時点でのベストオーダーは、1番から青木、中島、イチロー、稲葉、村田、小笠原、福留、城島、岩村というところか(3月1日の巨人との強化試合では、1番にイチローを持ってきて、3番青木、4番村田、5番稲葉と組み替えたが)。この中で右打者は中島、村田、城島しかいない。左投手を攻略するのに右打者がポイントとなるのは当たり前だが、この3人では厳しい。原監督が「左も苦にしない」と判断したイチロー、稲葉、小笠原らの責任が重大となってくる。
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