震災後のマンションと安全

震災後、分譲マンションの安全性はどこまで向上した?

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
甚大な被害を引き起こした「東日本大震災(東北太平洋沖地震)」から、まもなく1年が経とうとしている。果たして、マンションの安全性はどこまで向上したのか。業界のリーディングカンパニー3社が一堂に会し、この1年を振り返った。

三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス」の防災新基準

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
「力をいれたのは、災害対策カルテと防災計画の作成、防災計画に基づく防災訓練の実施といったソフト面の強化。三菱地所時代は、毎年9月1日に、関東大震災の教訓を受けて、地震発生後の初動対応や救護訓練などを行なっていた。ビル賃貸業として養ってきたことを、マンション事業にもに引き継いでいく」

抜本的に見直し、三井不動産レジデンシャルの防災基準

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
「ある超高層マンションで、非常用発電機があるから、運転していいだろうかと消防署へ問い合わせると、まだ動かさないでくださいと言われた。ところが、別の消防署は動かしていいと。基準がないんですね。管理会社もどういう対応をしていいかわからない。だから、その決まりを前もって定め、管理組合で運用できるようルールをつくったのです。」

野村不動産のマンション「プラウド」の防災対策

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
「安全確認を隣近所、グループ単位で確認しあえるような仕組みが効果的。共助の組織、コミュニティをどうやってつくるかは、口で言うのは簡単ですが最初にどうするかは難しい。ルールのひな形を用意しておくのは、非常に重要なことだと思います。」

「プラウドタワー東雲」第1期250戸即日完売の舞台裏

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
「一つのモデルルームをつぶして、安心安全の基準をより細かくプレゼンするステージにあてました。“そこは安心していますから”という反応が思いのほか多かったですね。食い入るように見るというよりは、再確認ができたから、とご納得される場面の多いのが印象的でした。」

「ザ・パークハウス晴海タワーズ」公開ひと月後の反響

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
「モデルルームを公開して1ヶ月、予約は満席です。いまのところ、一番目に事業主と施工者の信頼、二番目に安全性、三番目に銀座等に近い立地という点を評価いただいています。」

震災後、“都心部のタワーマンション”に対する評価

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
「都市の真ん中で、利便性の良さを享受する。それに対する評価は高く、であれば当然タワーで、という選択に。なので、タワーに対する嫌悪はほとんどないと感じます。むしろ、タワーのメリットである周りに緑ができるとか、立派な共用部ができるとか、その辺に素直に納得していただいています。」

マンション業界のブランド戦略〜顧客接点の模索

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
ブランド構築を図るには、顧客接点となる拠点展開が鍵を握る。売っては閉じる販売センターを戦略上そう位置づけるのか。リーディングカンパニー3社の構想は?

「注目の都心マンション」と購入希望者へのアドバイス

高級マンション(ガイド・坂根 康裕)
ガイド:坂根 康裕
2012年、都心のイチオシマンションは?人気エリアのひとつ、麻布で供給される新規物件の見どころや検討に際してのアドバイスを語ってもらった。

特集掲載期間:2012年1月25日〜2012年5月9日