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vol.13 |
待ち焦がれた春、出会いが手招きしてる春 |
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4月から、旅をしながらその地方の優れもの、おいしいものを紹介して、販売もしてしまうテレビ番組に出演することになり、第一回目の収録が、東京の奥多摩で行われました。しばらく森にこもっていたので、見るもの聞くものが新鮮で、いい出会い、再会にびっくり。たまにはふらりと旅に出てみるのもいいもんですね。
今回は春の出会いについて。 |
 ロケで出会う人、モノ、コト、どれもが大切な出会い |
福生市にある石川酒造を訪ねました。酒蔵を見せていただき絞りたての「多満自慢」を試飲。するりとのどを過ぎて、きゅーっと空き腹にしみる日本酒の美味しさに、なんだか懐かしさを感じました。
樹齢400年の夫婦ケヤキや仕込み水にもなんとなく見覚えがあって、「僕、前に来てませんでしたかね」と社員さんに思い切って尋ねると「さあ?」と言う返事。やっぱ思い違いかな、近頃こんなデジャブ現象が多いので気をつけねば、と思っているところへ石川酒造の会長さん登場。「やあ、ホント久しぶりですね。24〜5年ぶりですか」とニッコリ。
国の文化財にもなっている奥座敷に通されて、品評会に出すための、めったに飲めない日本酒を次から次と。撮影途中なのにべろんべろん。いやぁ〜、旨かったです。「あの頃はオートバイで来てましたね」と言われ、確かニッポン放送の生特番で、多摩川沿いの水にまつわる場所というテーマで訪ねたことを思い出しました。まだロードレースを始めたばかりの頃で、練習かねて乗ってきたのだと思います。
あの頃から激動のオートバイ人生が始まりましたね。あれから骨折14箇所、国際A級ライダーになって鈴鹿8時間耐久レースにも出場しましたが、ホント波乱万丈の人生でした。歴史ある国の登録文化財に囲まれて、美味しい日本酒に酔い、時の流れにしみじみ。確実に25年はタイムスリップしました。
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 さすがに鼻の下、伸びてませんよね(笑) |
この番組のアシスタントに二人のグラドル。確かめると年寄り扱いされるだろうから、想像ですが、たぶん「グラビアアイドル」という意味だと思います。近頃の女性の年はわかりませんね。一緒に酒飲んでましたから、20は超えてるようです。今回は番組ですが、旅に出ると懐かしいモノ、ヒトに出会えるばかりでなく、こんな新鮮なモノ、いや、若い年代のヒトとも交流がもてます。これも魅力ですね。はじめは適当に相手していたのですが、彼女たちの食欲や好奇心の旺盛さにいつしか影響されて、僕もキャピキャピ(?)とはしゃいでいたから不思議です。生憎寒い日のロケで、生足に鳥肌立てて震えている彼女たちに、何度も自分のコートをかけてやったのも、正直いくらかのスケベ心があったから、と告白しときましょう。ヒンシュクでしょうが、いいんです。まだそんな気持ちがある自分が愛おしいくらい。
秋川渓谷の河原でバーベキューしました。このシーンでは秋川で捕れるニジマスやヤマメ、そして秋川牛を紹介。この肉がすごかった。撮影では普通に焼いて食べたのですが、霜降りなのに油がしつこくなくて、最高に旨かったです。撮影終了後、スタッフの食事のとき、肉が凍って切りにくかったので、メンドクセーッとそのまま鉄板に。撮影中あんなに食べていたグラドルたちが、歓声上げてまた食べ始めたのです。もしかしたら、ギャルソネ一派かも?
春の陽気に誘われて……というわけではないですが、久々に山里を離れるといろんな刺激に出会います。寒い冬を越え、待ち焦がれた春。出会いが手招きしてますよ。
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