後藤 純一

ゲイライター/ドラァグクイーン。パレードやHIVなどのコミュニティ活動も。

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掲載日: 2006年 10月 25日

関西レインボーパレード詳細レポート

文章:歌川 泰司(All About「同性愛」旧ガイド)


第12回 関西レインボーパレード

 

10月22日、汗ばむような陽気の日曜日、大阪の街で西日本初となる関西レインボーパレードが開催されました。 なにしろ初めてなので、どんなことになるのか、誰にもわかりません。期待や不安が交錯する中で行われた記念すべき1日の様子を、時間の流れを追うカタチでレポートしてみたいと思います。

 

出発前@中之島公園 11:15〜14:00


僕が11時過ぎに地下鉄の淀屋橋駅を出ると、もうブラスミックス(パレードのために編成された有志によるマーチングバンド)の人たちの演奏が聞こえてきて(なんと9時から練習していたそうです)、一気にワクワク感がアップ!しました。 1分ほど歩いて会場の中之島公園に着くと、たくさんのレインボーの風船と、赤いTシャツを着たスタッフの人たちが見えました。美しい女装姿をした地元の有志の方たちが募金箱を持って歩いていて、シドニーのゲイゲームズで同じようにドラァグクイーンが寄付を募っていたことを思い出しました。それと、『RED BULL』(「つばさをさずける」のCMでおなじみのエナジードリンク)のキャンギャルが宣伝のために無料プレゼントをしていたんですが、こういうタイアップって往々にして要らない物をくれたりするのに本気でありがたいものをいただけたので好感度大でした。

その後、しだいに全国からの参加者が集合しはじめました。全国から、ということで1つご紹介したいお話があります。札幌で1996年に初めてパレードをやったとき、地元の人たちは怖がってほとんど参加せず、とてもさびしかったのですが、遠く大阪からG-FRONT関西の方たちがやって来て盛り上げてくれました。そのことを札幌ゲイコミュニティは今でもとても感謝していて、「10年前の恩返し」というキモチでこの大阪初のパレードに何十人もが札幌から駆けつけたのです。実行委員会の方はもちろん、お店が明けてから寝ずに来て、札幌レインボーマーチで使った旗を振って歩くバーのママもいました。

10年前の東京しかり、札幌しかりなのですが、1回目のパレードはあまり人が来ないというのが定説で、この出発前の時間にも「昨日堂山で飲んでたけど、みんな、地元だし誰が見てるかわかんないからパレードは歩かないって言うんだよね」とか「多くても500人とかじゃない?」という、ちょっと悲観的な声が多かったのです。 ところが! 12時半を過ぎた辺りからあれよあれよという間にどんどん人が集まりだして、会場を埋め尽くしました。会場周辺にも人がけっこういました。

13時からオープニングセレモニーが行われました。第1回目にして大阪市長や大阪府知事の「性的マイノリティのパレードが開催されることに敬意を表します」というコメントも発表されて、スゴイと思いました。そして関西を代表するドラァグクイーンのシモーヌ深雪さんらのスピーチがセレモニーに華を添え、大道芸やブラスによるファンファーレ、ゲイのエイサー集団『新虹(あらぬーじ)』の演舞なども披露され、パレードへの意気込みを高めました。

 


地元のステキなクイーンの方々です。


寄付を募るカンパ隊のみなさんです。


こちらもカンパ隊の方です。


中之島公園がレインボーに染まりました。


オープニングセレモニー。札幌のたけむらさんが手話通訳をつとめてくれました。


共同代表の3人。左から岡亜沙美さん、カドさん、中村雅樹さん


シモーヌ深雪さんがスピーチ。
後ろのスゴイ衣装のGO-GO BOYはKOBAさんとDAIさん


 

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