投票前にチェック!TMGF都議選アンケート
さて、そんなわけで(どんなわけだ?)、TMGFの都議選アンケート調査です。今年の6月24日告示・7月3日投開票というスケジュールで行なわれる東京都議会議員選挙。そこで、私とパートナーが共同代表を務める東京メトロポリタン ゲイフォーラム(TMGF)では、幾つかの選挙区で都議選に立候補予定の方々、そして各政党・会派を対象としたアンケート調査を実施しました。TMGFはその名の通り「ゲイ」によるユニットですが、設問はゲイに限らず、同性愛者全般に関連のある政策もテーマとして含まれています。
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この原稿を書いている時点で告示日まで若干日数がありますので、最終的な回答は変動するかもしれませんが、現時点での結果・傾向をご紹介したいと思います。
(アンケートの概要)
(1)アンケート対象
・東京都議会に現在議席を持つ政党・会派(注:「会派」とは議会内で 活動する際のグループのことです)と、今回の都議選で候補者を擁立する政党
・立候補を予定している者(5月31日時点で、立候補予定とアンケート送付先が判明していた者)
(調査対象選挙区:新宿区、中野区、杉並区、世田谷区、板橋区、練馬区、北区、江戸川区、台東区、立川市選挙区、西多摩選挙区、南多摩選挙区)
*立候補予定者に関しては、ゲイが多く住む地域や都内の地域バランスを考慮し、対象選挙区を決定
しました。
(2)設問内容
・同性愛者の人権擁護のこれからについて
・介護、保育、看護、医療など、同性と身体接触を伴う仕事にゲイが就くことについて
・学校で同性愛者について扱うことの是非
・HIV/AIDSの予防・啓発活動について
・同性カップルの法的保障について
(アンケート回答傾向)
(1)回答を寄せた政党・会派
○公明党、民主党、日本共産党、東京・生活者ネットワーク、社会民主党、都政を革新する会
(以上、政党&政治団体。順番は都議会での現有議席が多い順)
○自治市民'93(以上、東京都議会での会派)
(2)回答を寄せた立候補予定者
(政党・政治団体の順番は、都議会で現有議席が多い順) |

さて、先ほどのジェンダーフリーバッシングとの関連で、設問の問3「学校で同性愛者について扱うことの是非」に注目してみたいと思います。他の設問では好意的な回答、若しくは中立的な回答を寄せている立候補予定者の中でも、この設問については「授業で扱うべきではない」「一定学年以上に限定すべきだ」という回答になっている人がいます。
また「積極的に扱うべき」と回答した回答者の中でも、具体的な分野で見ると、自由民主党のアンケートで問題となった「性教育」や「家庭科における『家庭の在りよう』について」を除いている人が目立ちます。
問3で「積極的に扱うべき」「授業を担当する教師の判断にゆだねる」「扱う学年を一定学年以上に限定すべきだ」を選択した回答者全15名のうち、具体的な分野についての傾向をまとめてみると・・・
(複数選択が可能なため、合計は100%を超えます)

aだけを選択している回答者の回答理由としては、「人権・差別の問題と考えるから」というものが多かったです。もちろん、人権の問題として考えることも大切。でも、それと同時に「多様な家族の在りよう」を教えることも大事だと思いますよー、立候補予定者の皆様!
その他、「各立候補予定者の回答文が、見事なまでに統一されている政党」や、逆に「立候補予定者個人によって、同性愛者に対して好意的な回答から消極的な回答まで、振れ幅が広い政党」など隠れた見どころもありますので、是非一度、ゆっくり回答結果をご覧下さいね。
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