建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

地下が離れの三角屋根の家[Salonのある家]

独立した地下室や上から覗ける吹抜けのキッチンや狭さを楽しむ小部屋など、ストイックな外観からは想像できない、遊び心に溢れ、空間のアイデアに満ちた住宅です。

執筆者:川畑 博哉

この家の建て主のKさんご夫婦は、「OZONE家づくりサポート」のサイトに登録されている3人の建築家に設計の相談を持ちかけ、SITE PLANの中島さんに設計を依頼されました。「自分たちの要望を一番聴いてくれそうな雰囲気を感じた」というKさん。お二人の希望を叶えたこの家には、どのようなアイデアが詰め込まれたのでしょうか。

窓の無い三角屋根の黒い家


写真をクリックすると次の写真に進みます
外観
1. 1m立ち上がったコンクリートの基礎の上に木造の家が乗っている。左のルーバーは階段室の日除け。 2. 玄関は吊り構造の引き戸。 3. ガレージの奥の階段は地下のドライエリアに続く。


中央線の最寄り駅から線路沿いの道を東へ10分ほど歩くと、三角屋根の黒い家が見えてきます。外側にはアルミのルーバーが見えるのみで、ほとんど窓らしきものがないストイックな外観です。愛車が停まるガレージの脇に玄関があり、その先のコンクリートの階段が地下へと誘います。しかしなぜか階段の先は外のように明るいのです。

◆建築家プロフィールと建築データ


  • 1
  • 2
  • 3
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます