FP(ファイナンシャル・プランナー)とはじめる賢い生き方

 

理想の物件に出会い、即、マイホームを購入!でもこの先、家計は大丈夫?

田村義人さん(仮名・29歳・男性)会社員
妻(専業主婦・30歳)と2人の子どもと暮らす。住まいが少々手狭なため、子どもが大きくなる前にマイホームを持ちたいと思い、住宅ローンの組み方や住宅購入の時期、一家の将来設計についてアドバイスを聞きたいとFP相談を申し込んだ。

優遇金利に惹かれて組んだ変動金利ローンが不安に…

結婚して以来、家族の持ち家に住んでいたため、家賃を払ったことがなかったという田村さん。
「ゆくゆくはマイホームを、と考え、住宅ローンの組み方などで第三者の意見も聞くためにFPの方に相談しようと思ったのですが……。つい先日、私たちの条件にぴったりの家を見つけて、その場で購入してしまいまして。FPさんにもビックリされました」(田村さん)

田村さんご夫婦の貯金に加えて、ご両親からの援助もあり、ある程度の頭金を用意できたそうです。とはいえ、「非常に優遇された金利を提示されて変動金利ローンを組んだ」(同)ものの、ネットでいろいろな情報を見ているうちに不安になった、とも。妻が働きに出て収入を増やし、積極的に繰り上げ返済をしたほうがいいのかどうかで悩んだ、と田村さんは話します。

「子どもが小学校に上がるまでは妻が家に居て、子ども達としっかりふれ合いたいというのが我が家の考え方です。その一方で、いままで家賃を払っていなかったので、住宅ローンの返済で家計が苦しくなるのではないかという不安もありました。FPの方にそう話したところ、『当面は問題ないのでしっかりと貯金をし、5年後に返済額が見直される前にあらためて働くかどうかを考えてみては』と提案されました。住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済についてもアドバイスしてもらうことができ、安心しました」(田村さん)
FPからの助言は、田村さんの心配事を解消することにつながったようです。


お金の専門家であるFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談する

子どもの教育費準備や一家の将来設計についても具体的なアドバイスが

2歳と4歳のお子さんを持つ田村さんは、「子ども達には、自分の好きな道を自由に選ばせてあげたい」と将来に向けての抱負を語ります。

「私も妻も、それぞれ両親のおかげで大学卒業まで何不自由なく過ごすことができました。『お金がないから、その進路は諦めて欲しい』と言われることもなかった。両親には本当に感謝していますし、自分たちも子どもに同じことをしてあげたい。でも、いまの収入でそんなことができるのだろうかという不安も感じています」(田村さん)

既に学資保険には加入しているものの、どのくらいのお金を用意すればいいかがわからないことも、心配を増幅させたと言います。

「今回の相談で、おおよその目安の金額と、それをどう準備すればいいかを教えてもらうことができました。妻と二人で考えてやってきたことが間違っていなかったことを確認する機会にもなり、励みにもなりました」(田村さん)
FP相談をきっかけに、家族のために頑張ろうという意欲もさらに高まったようです。


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将来を見据えたライフプランとマネープランの必要性を痛感

今回の相談を通じて、「将来を見据えたライフプランとマネープランの必要性を痛感した」と、田村さんは少しはにかんだような笑顔で話します。

「これまでは、家計も『通帳がマイナスでなければいい』という程度にしか把握していませんでした。ですが、子どもの教育費や私たち夫婦の老後資金を貯めるにはそれではいけないこともわかりました。相談の中で公的年金のことも教えてもらいましたが、まだピンとは来ない。私たちが60歳になる頃には、制度自体が変わっている可能性もありますが、少しずつ勉強していこうと思いました」(田村さん)

アドバイスを受ける中で、「日々の支出を“見える化”する」必要性も感じたと強調します。

「相談の前に『家計簿を持ってきて欲しい』と言われてつけたところ、結構ムダな支出があることもわかりました。中でも、仕事で使うものにはお金をかける傾向があり、それが使い過ぎの言い訳になっている面もあって、少し反省しました。家計簿アプリなどもあるようなので、そういったものも活用しながらちゃんと管理していきたい。それと、キャッシュフロー表を作り、一生涯のお金の収支もしっかり把握したいですね」(田村さん)

FP相談は、田村さん一家が夢を叶えるためのマネープラン設計の第一歩になったようです。

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提供:特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
掲載期間:2016年6月24日~2017年3月31日【PR】