FP(ファイナンシャル・プランナー)とはじめる賢い生き方

 

おひとりさまの私の老後、大丈夫? 在職中は年金をもらわないほうがいい?

佐藤敬子さん(仮名・58歳・女性)会社員
ずっとやりたかった趣味に挑戦したい。でも、60歳以降に収入が減ったときに、趣味への支出が生活の負担にならないかどうかが心配に……。また、築50年近く経ち、今後の維持管理も不安な自宅に住み続けるべきかどうかも気になり、今回FPに相談することに。

将来への漠然とした不安から「プロに相談しよう」と決心

2年後に定年を控え「ずっとやりたかった趣味に挑戦しようと考えた」という佐藤さん。
「趣味を続けるにはお金も必要です。かといって収入は限られています。趣味の費用を捻出するには、もっと節約することが必要なのかと悩んでいました」(佐藤さん)

また、佐藤さんは61歳からは年金(老齢厚生年金の報酬比例部分)を受給することができます。ですが、「受給開始時期を遅らせると月々の受取額が増えると聞き、働いている間はもらわないほうがいいのかどうかも迷っていた」と言います。

「自分ひとりで考えていると、いつも堂々巡りなうえ、周囲には的確なアドバイスをしてくれる専門的な知識のある人もいません。それに、私より上の世代には『お金を話題にするのは、はしたない』という考え方の人も多く、不安に思っていても話題にしにくい雰囲気もあります。このままでは将来のことが心配だと思って、お金のプロであるFPに相談することにしました」(佐藤さん)


お金の専門家であるFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談する

プロの目から見たアドバイスが自信を持たせてくれた!

現代は、テレビや新聞、雑誌、インターネットなど、さまざまなメディアで多くの情報にアクセスできる時代です。その反面、情報が多すぎて、自分が本当に必要なものを取捨選択することが難しくもなっています。
「インターネットなどを見ても、定年後も働いている間は年金を受け取らないほうがいいという意見と、働きながら年金を受け取るべきという意見があり、どちらが私に適しているのかがわからなかった」と、佐藤さんも打ち明けてくれました。

「今回、将来の収支をシミュレーションしてもらったことで、目から鱗が落ちました。何より、私の場合はできるだけ長く働いたほうがいいことや、働きながら年金を受け取ったほうがいいことがわかったのが良かったですね。今まで自分なりに工夫してきた家計管理が間違っていなかったことがわかり、老後の暮らしにも自信が持てました」(佐藤さん)

もうひとつの心配事だった住まいについても、「マイホーム借り上げ制度」などがあることを教えてもらいました。「いろいろな選択肢があることがわかり、自分でも調べて何をどう利用するか考えようと思った」そうです。


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「人生を充実させ、楽しく生きるためのお金」という考え方に共感

FP相談を受けて一番良かったことは「お金は人生を充実させ、楽しく生きるためのものだと改めて理解できたこと」と佐藤さんは強調します。

「相談してみて、安心して老後生活を送るためには、節約と貯蓄、そして元気でなるべく長く働くことが大切であることが実感できました」(佐藤さん)

 

一生涯お金に困らないためには、どのくらい生活費を使うことができ、どのくらい貯める必要があるのかが明確になったことで、安心できたとも言います。

「時には美味しいものを食べに行けることがわかったこともうれしいですね。今回の相談を通して、お金に対するイメージそのものが変わった気がします」(佐藤さん)

将来に対して漠然とした不安を抱えていた佐藤さんですが、FPに相談することで、まもなく始まる第二の人生が「楽しみになった」と笑顔で語ってくれました。

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提供:特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
掲載期間:2016年6月24日~2017年3月31日【PR】