FP(ファイナンシャル・プランナー)とはじめる賢い生き方

 

STEP3 ライフスタイルが変わったときは必要に応じて予算を見直す。そのときもメリハリを大切に!

半年間に渡る家計見直し相談もここでいったん終了です。たかが半年、されど半年。高橋夫妻はお金に対する意識に大きな変化があったようです。お二人の今後に向けての決意を聞いてみましょう。

はじめは大変だったけれど、いまはストレスも感じない!

八ツ井さん「半年間、アドバイスをさせていただきましたが、家計を見直してみて何かストレスを感じたりしていませんか?」
美波さん「最初の頃は大変でしたが、いまはそんなにストレスも感じていません。何より老後が不安じゃなくなりましたね」
洋介さん「相談前に比べて生活費を月5~10万円節約できるようになったことで、今までは何も考えずにお金を使っていたんだなと反省しました。 お金の使い方で妻と話し合うことが増えたのも良かったですね。ただ、八ツ井さんの叱咤激励がなくなったときに、たがが外れないかが少し心配です」

美波さん「ところで、18万円という予算はいつまで続ければいいでしょうか? 例えば、子どもが生まれたときには?」
八ツ井さん「1回目にお渡ししたキャッシュフローを見ていただければと思いますが、お子さんが生まれたときには生活費を増やし、固定費に教育費を計上するよう設計してあります。とはいえ、ライフプランや生活環境が変わったときには、予算を見直す必要性もあります。それは時々に応じて実施してください。もちろん、またご相談に来てくださることも大歓迎です」
洋介さん&美波さん「はい。そのときはよろしくお願いいたします」

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提供:特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
掲載期間:2016年6月24日~2017年3月31日【PR】